2016年01月07日

1/7放送 国体のお土産「紀州てまり」指導者・宮脇さん☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

木曜日は「ふるさとわかやまゲンキ人」
今日はボランティア紀州てまりの教室を開き、
「紀の国わかやま国体・大会」では
手作りてまりの指導をされた
宮脇俊美(みやわきとしみ)さんをご紹介しました。


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(宮脇さん=前列左と生徒の皆さん)

宮脇さんは、JR和歌山駅前の美園商店街にある「みそのホール」で、
毎月2回、第1、第3水曜日の午後、
ボランティアで「紀州てまり」の教室を開いています。


ここでの教室は、平成5年、紀州てまりの師である先生が
毎週1回講習に訪れており、
宮脇さんらが先生から直接指導を受けていたのがきっかけ。
基礎からみっちり教わった宮脇さんは、
先生宅へ出向き、更に講習を受け、
みそのホールでは「伝達講習」という形で教えることになり、
22〜3年になります。

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(皆さんの作品)

宮脇さんは、昨年の「紀の国わかやま国体・大会」で
選手へのお土産としての「紀州てまり」ストラップの製作指導者。

「市から最初お話いただいたときに、数字を聞いて、ええー‼‼っと
思いましたが、市民の一員として協力できるところは
させていただきたいと思いました。」


当初、市からの依頼を受けた段階での予想は13000個
しかし、確定数は9000個
すこしほっとしたものの、その数字の大きさにプレッシャーを感じた
と話す宮脇さん。

「市民の皆さん、婦人会の皆さん、皆さんお手伝い頂けるとのこと
だったので、引き受けました。」



市民への講習.jpg


お土産のてまりは、直径3〜4センチの可愛らしいもの。
その分、細かい手作業となるため、初めて作られる皆さんは、
慣れるまで苦労したそうです。

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(完成品)


手作りてまりは、平成26年3月からスタート、
和歌山市内の公民館などで、市民の皆さんへの講習。
1日に2カ所回ったりとの日々が何日も続きました。
とっても忙しい日々だったようです。
講習会は63回実施、1600人が参加、
12月23日までの9か月間で9000個を達成しました。

「案外早くできましたので、ホッとしています。
間に合わなかったらどうしようと思って一生懸命でした。」

と振り返ります。

国体が終わって宮脇さんに届く声は
「かばんへ付けてくださったり、可愛いよと言ってくださったり
いろんな反響がありました。」


国体の手作りてまりはこちらをクリック!


宮脇さんは、昭和46年の「黒潮国体」の時に、
紀州てまり制作協力へのお誘いがあったものの
お子さんがまだ小さくて断念したとのこと。
「いつか機会があれば」と思っていたところ、
師である久山先生が来られての講習が始まり、迷わず受講したそうです。

紀州てまりは、昔から母親がお嫁に行く娘さんに持たせたんだそう。
先方へ嫁いでも丸く納まるように。丸々とした赤ちゃんをと
子孫繁栄の意味も込められているとのこと。

「紀州てまりは、そういうおめでたい縁起ものなので、
和歌山の伝統を守って皆さんに作っていただきたいです。」



一針一針、思いを込めて、
私も「体験用」の紀州てまりを作ってみました。

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(完成!)


宮脇さんの教室は、
みそのホールで、毎月第1・第3水曜日の午後1時から
2時間程度行われています。
感心のある方は、一度見学に訪れてみてはいかがでしょうか?

明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに。



posted by ゲンキ和歌山市 at 07:25| 和歌山 ☁| ふるさとわかやまゲンキ人(2011~2015) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月05日

1/5放送 地元の神社に「絵馬」を奉納〜西脇中学校美術部☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

火曜日は「ふるさとわかやまゲンキ人」です。
今日は、和歌山市本脇の射箭頭(いやと)八幡神社
絵馬を奉納した
和歌山市立西脇中学校美術部をご紹介しました。

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(左から牛島さん、松下さん、丸山先生)


西脇中学校 美術部顧問の丸山理恵(まるやまりえ)先生
部長の牛島紅羽(うしじまくれは)さん
絵馬のセンターの絵を描いた松下果林(まつしたかりん)さん
にお話を伺いました。

西脇中学校美術部では、毎年、地元の射箭頭(いやと)八幡神社に
新年の干支を描いた絵馬を奉納しています。

今、今年の干支の(さる)を描いたカラフルな絵馬が、
神社境内に奉納され、初詣の参拝客を迎えています。

現在部員は45人。
今回の絵馬は中央にメインとなる申を描き、その周囲に45人の部員が
ひとりひとりそれぞれの申を描いています。
昨年の夏ごろから制作を始めた絵馬はとてもカラフル。
丸山先生は、
和風あり、現代風あり、それぞれの個性が出せた
楽しい絵馬に仕上がりました。」

と絵馬の完成を喜んでいます。

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部長の牛島さんは、
「みんな色をたくさん使って綺麗に出来たと思います。」
と感想を話してくれました。

センターの絵を描いた松下さんは
「写真とかを見て、出来るだけリアルな猿を描きました。」
と話しています。

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「ちょっと、イマイチ・・・・」と自己評価は厳しいですが、
なかなかの出来、立派なお猿さんです。


牛島さんは、可愛いお猿さんを描いています。
「(お猿さんを)調べたうえで自分で手を加えて描きました。」
と話しています。

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牛島さんが美術部に入ったのは、絵を描くのが苦手だったので
少しでも人に見せられるような絵が描けるようにと入部したそうです。
一方、松下さんは、小学生の頃から絵画教室に通っていて
絵を描くのが得意。中学校に入って迷わず入部したそうです。

現在3年生のお2人に2016年のをお聞きしました。
今年は、いよいよ高校受験のお2人です。

牛島さん目標高校に入って、そこでもが描ける部活に入って
楽しい高校生活を送りたいです。」


松下さん目指している高校に入って、美術科に入って
絵をもっと立体的に描けるように頑張りたいと思います。」

お2人とも明確な夢を話してくれました。
素晴らしい春が訪れるといいですね。


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丸山先生は、
「まずは、この絵馬の奉納を続けて行かせていただければ。
そして、美術が好きな子たちがたくさん入ってくれているので
これからも色々な活動が出来ればと思います。」



最後に、射箭頭八幡神社の宮司、橋爪祥子(はしづめしょうこ)さん
お話を伺いました。
「とっても色鮮やかで綺麗に描いてくれてとても嬉しく思います。
生徒さんの親御さんたちが訪れては、ここに立ち止まって
絵馬をバックに記念撮影されています。」


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この絵馬の奉納は、今から11年ほど前。
先代の宮司さんと総代さんが地域密着のため、
西脇中学校との連携を図ってゆこうということで始まったそうです。

そのころアメリカでの同時多発テロが発生した数年後とあって
「世界平和」という言葉を絵馬に添えたそうです。

この絵馬が、今年も平和や平穏、幸せを運んでくれますように。
宮司さんからも
「みなさん、幸せになることをお祈り申し上げます。」
とのお言葉を頂戴しました。

西脇中学校美術部の皆さんの素晴らしい絵馬を是非ご覧くださいね。

西脇中学校はこちらをクリック


明日は「暮らしのゲンキ」です。
お楽しみに。


posted by ゲンキ和歌山市 at 07:25| 和歌山 ☀| ふるさとわかやまゲンキ人(2011~2015) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月31日

12/31放送 国体はじめ全国大会3冠達成!〜和歌山信愛高校ソフトテニス部☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

木曜日は「ふるさとわかやまゲンキ人」
今日は、今年3つの全国大会を制した
和歌山信愛高校ソフトテニス部をご紹介しました。

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(左から林監督、山本、笠井、鈴木、小山、黒田、貝瀬の各選手)

和歌山信愛高校ソフトテニス部は、
3月の全日本高校選抜大会
8月のインターハイ、
9月の紀の国わかやま国体「団体優勝」を果たし
また、インターハイ個人戦では優勝・準優勝を独占するなど
素晴らしい快挙を成し遂げた大活躍の1年でした。

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(紀の国わかやま国体で)


キャプテンの山本沙奈(やまもとさな)選手(3年)
笠井祐樹(かさいゆき)鈴木梨沙(すずきりさ)選手(3年)
小山舞(こやままい)黒田麻衣(くろだまい)選手(3年)
貝瀬ほのか選手(2年)
にお話を伺いました。


キャプテンの山本沙奈選手は、
「私たちの力だけでなく勝ち取ったのではなく、
県をあげてや学校をあげて応援して下さった皆さんの力や
支えてくださった保護者の方、ご指導くださった先生方のおかげで
優勝できたと思っているので感謝の気持ちでいっぱいです。」
と喜びを話してくれました。

山本さんご自身もインターハイでは、第5位という大活躍でした。
「小学校からやってきて、あきらめずにやることで
素晴らしい結果がついてきたんだと思うと、努力して良かったと思います。
今後は、ソフトテニス部も続けて、勉強もしっかりやって
自分なりに充実した人生を送ってゆきたいです。」

と今後の抱負を話してくれました。

笠井祐樹選手・鈴木梨沙選手のペアは、
インターハイ個人戦では優勝を果たしました。

笠井さん「支えてくださった人々のおかげで勝てたと思っていて
とても感謝しています。」


鈴木さん「周りの方々のおかげでこのような結果を出すことが出来たと
思っています。本当に感謝しています。」

と喜びを話すお2人。

圧倒的に強いペアでしたが、
当初、新チームになったばかりの初めての団体戦で、
初戦敗退というとても苦い経験があったそうです。

「そこで、やるしかない!と思って必死に努力しました。」

これからについては、
笠井さん「大学に行っても勉強とテニスの両立をして
また日本一になれるように頑張りたいです。」

鈴木さん「これからもテニスを続けて結果を残せるよう頑張りたいです。」

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(国体祝賀会で)


小山舞選手・黒田麻衣選手のペアは、
インターハイ個人戦で、笠井・鈴木ペアと決勝で戦って負けてしまい
準優勝でした。

「たくさんの壁にぶつかることがありましたが、最終的に結果が出せて
よかったです。」

「わかやま国体のために和歌山に来て、
3冠達成という偉業を成し遂げられて良かったです。」

と喜びを語った上で
インターハイでの決勝については、
「やりにくかったです。」と揃って話します。

しかし、全国大会での1位・2位を独占するというのは大変なこと。
「先生方からの信愛同志で決勝をやれればいいねと言われていたし
自分たちもそうなったらいいなと思っていたので、
決勝が信愛同志となったときは嬉しかった。」

と語ってくれました。

今後については、
小山さん「大学に入っても、信愛で学んだことを活かして、
さらにレベルアップが出来るように頑張りたいと思います。」


黒田さん「自分は、実業団に進みますので、仕事をしながら
テニスを頑張ってゆきたいと思います。」

と抱負を語ってくれました。


このメンバーでは唯ひとりの2年生。
貝瀬ほのか選手は、来年度、キャプテンになることが決まっています。

「このレベルの高い3年生と一緒に練習したり一緒に戦えたことを
嬉しく思います。来年は逆に自分がみんなに教えてゆけるように
頑張りたいです。」

と話したうえで、キャプテンとしての目標を
日本一を狙って、みんなで努力してみんなで勝ち取りたいです。」
と締めくくってくれました。

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最後は、みんなで円陣を組んでの掛け声!
「さぁ行こう!よし!」


和歌山信愛高校ソフトテニス部の皆さん
この1年の素晴らしい感動をありがとうございました
これからも、更なる活躍を期待いたします。

「和歌山信愛高校ソフトテニス部」はこちらをクリック!

(画像はfacebookページから引用させていただきました)


今年も1年間、「ゲンキ和歌山市」をお聴きいただき、
ありがとうございました。
来たる2016年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、どうぞよいお年をお迎えください。

posted by ゲンキ和歌山市 at 07:25| 和歌山 ☀| ふるさとわかやまゲンキ人(2011~2015) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする