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火曜日は「ふるさとわかやまゲンキ人」
今日は「紀の国わかやま国体」での
「花いっぱい運動」に尽力された
NPO法人「花いっぱい推進協議会」をご紹介。
理事長の森川勝(もりかわまさる)さんにお話を伺いました。
NPO法人「花いっぱい推進協議会」は、
かつて和歌山市で「花いっぱい全国大会」が開催された際に
「街なかを花いっぱいに!」と取り組み始めた組織で、
スタートして16年目となります。
現在会員は35〜6人。実働は15〜6人で活動しています。
主に、和歌山駅西口タクシー乗り場の花壇、
宇治交差点から本町4丁目の歩道わきの花壇、嘉家作の花壇、
国道24号沿いの花壇等の除草植栽等の管理をしています。
花壇での活動日は、毎月「花の日」である7日か8日、また、17日の
合わせて月2回。
そのほか、花台などを手作りする「木工作」の日もあるそうです。
私が取材に訪れたのは今月7日の日曜日。
朝から会員の皆さんが、嘉家作の花壇「花広場」に集まって、
除草や水遣り、春に向けての植え込みなどの作業を行っていました。
さて、昨年開催された「紀の国わかやま国体」では、
県民あげての「花いっぱい運動」が行われ、
会場や道路を色とりどりのプランターのお花で彩りましたが、
「花いっぱい推進協議会」の森川さんのところには、
最初に、県の国体担当から「花作り」についての相談があったそうです。
「花いっぱい全国大会」の経験をふまえ、森川さんは
プランターで市民に花を育ててもらっては?
とかつての経験から助言をしたそうです。
その結果、県民の皆さんが育てた沢山の花が会場や道路を彩りました。
「この運動をやっていて、こんな形で国体に参加できたと思うと
本当に嬉しかったです。」と森川さん。
開会式に招待された森川さんは、道中、並べられた美しいプランターを見て
また、会場では、
「花いっぱい推進協議会」の会員が育てた花が飾られているのを見て
とても嬉しかったそうです。
育てた花を集めに来た園芸店の方からも、
「森川さんたちが育てた花の方が綺麗やなぁ、どのようにしたのか?」
ときかれ、マニュアル通りだけれど、ひとつだけ違うこと、
それは「化成肥料を少しプラスした」と話したそうです。
それに対して、園芸店の方から
「花を視ながら肥をやる、というのは経験した人でないと出来ない」
と言ってもらい、とても嬉しく思ったと森川さんは振り返ります。
更に、国体を終えたとき、会員さんから
「これで終わってはいけない、続けてゆこう」
という声が上がったこと。
「国体をチャンスにしてみんなで頑張ることが、
会を続けてゆくことにつながる」
と森川さん。
「国体ボランティアとして活動した会員さんもいますけど、
やはり、2年前から花作りをしてきたことが、
心の中の宝物として持ってくれているのでは?」
国体の花いっぱい運動は、多くの県民市民の皆さんの協力で
大成功をおさめました。
その大きな力となったのが「花いっぱい推進協議会」の皆さんです。
これからも、花のある和歌山市のために、お力添え下さいね。
明日は「暮らしのゲンキ」です。
お楽しみに。