2023年05月15日

5/15放送 住宅の耐震化を進めませんか

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「住宅の耐震化を進めませんか?」について
住宅政策課の宮田智広さんに伺います。

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Q 和歌山市における住宅の耐震化に関する取組についてご説明お願います
政府の地震調査委員会発表によれば、「30年以内に南海トラフで地震が発生する確率」は70%〜80%とされています。和歌山市では、今後起こることが予想されている南海トラフ地震等に備え、住宅の耐震化を促進させる補助制度を行っています。
耐震診断、耐震改修・耐震建替え事業、道路に面したブロック塀の耐震改修補助事業などに取り組んでいます。

建物の耐震基準は建築基準法において、昭和56年6月と平成12年6月に大きく見直されています。そのため、特に、昭和56年5月以前に着工された木造住宅については、一般に耐震性が低いといわれています。

現在、和歌山市では、耐震改修・耐震建替といった補助制度があります。
今年度につきましては、建替補助については5月12日から、耐震改修については5月19日から受付開始となっております。

これらの補助制度を利用するには、まず、初めに、耐震診断を受ける必要があります。無料耐震診断は、平成12年5月以前に着工された・木造2階建て以下・延べ床面積400u未満の在来工法の木造住宅が対象となります。
診断の結果、評点が1.0未満であった住宅については、震度6強の地震で倒壊のおそれがあると判定されたことになりますので、耐震改修や耐震建替を行い、住宅の耐震性を上げることが重要になります。

今後、耐震改修や建替補助をお考えの方は、まずは耐震診断を受診していただきたいと思います。受診に際し各種条件がありますので、詳しい補助要件等については、住宅政策課までお問い合わせください。

また、住宅の耐震化を促進させる補助制度だけでなく、道路に面した危険なブロック塀を撤去する場合の補助制度もあります。
建築基準法上の道路もしくは通学路に面する・高さ60cm以上の危険な状態のブロック塀が対象となるので、こちらについても、詳細条件は、住宅政策課までお問合せ下さい。
電話番号は、073−435−1099です。

近い将来、高い確率で南海トラフ地震が発生するといわれています。
まずは無料の木造住宅耐震診断を受け、大規模地震に備え市民の皆様が安心して生活できるよう住宅の耐震化を検討してもらいたいと思います。
posted by ゲンキ和歌山市 at 08:00| 和歌山 ☔| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月11日

5/11放送 「料金未納?」「法的措置?」それって詐欺かもしれません!

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は
「料金未納?」「法的措置?」
 それって詐欺かもしれません!について
市民生活課の窪田義孝さんに伺います。
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Q:今日のテーマは詐欺についてということですが、最近はどのような詐欺の手口が多いのでしょうか。
最近は、実在する大手通信会社やそのグループ会社を名乗った詐欺の手口が多く、残念ですが和歌山市でも被害が発生してしまっています。

Q:大手通信会社ですか。私達の生活に関わりのある会社からの連絡だと思って、つい疑わずに信じてしまいそうですね。
こちらの気を引くために、なじみのある事業者の名前などをかたって連絡をしてきます。特殊詐欺の被害は高齢の女性が多いのが特徴ですが、大手通信会社などをかたった詐欺は若い方でも被害が出ています。私達にとって身近な存在であるということが、幅広い世代に被害が発生していることの理由とも言えます。

Q:では、具体的にはどのような詐欺の手口なんでしょうか。
被害の実例をご紹介します。携帯電話に大手通信会社のグループ会社を名乗り「未納料金があり、裁判になる」といった電話があり、電子マネーでの支払いを求められ、コンビニエンスストアで電子マネーを購入し、そのコード番号を伝えたといった内容です。数十万円の被害額となっています。

Q:被害額が数十万円ですか、詐欺だと分からずにお金を騙し取られてしまうんですね。
電話やSMS(ショートメッセージサービス)などで連絡があり、「料金の未納がある」や「支払わなければ裁判になる」などと言ってこちらを脅し、言葉巧みに金銭を要求してきます。最近は自動音声ガイダンスを使った手口や、集金するといって自宅に訪問したりする手口もあるようです。

Q:それでは、困ったことがあればどこへ相談すればよいでしょうか。
不審な電話やSMS(ショートメッセージサービス)は無視をして、相手に連絡をしてはいけません。
困ったことがあれば、警察の特殊詐欺被害防止専用の無料電話
「ちょっと確認電話」(0120-508-878 これはわなや)や
警察相談専用電話(#9110)へ連絡してください。

また、大手通信会社も自社のホームページなどで詐欺情報の注意喚起をしています。相手から連絡が来た場合、一度落ち着いて自分で調べてみることも大切です。

Q:誰かに相談したり、一度冷静になることが大切ですね。それでは最後に一言お願いします。
「料金未納?」「法的措置??」それって詐欺かもしれません!不審な電話やメールなど身に覚えのない請求には十分に注意してください。
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2023年05月10日

5/10放送 春の全国交通安全運動

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「春の全国交通安全運動」について
地域安全課 田中義久さんに伺います。

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Q:春の全国交通安全運動が実施されるということですが、いつ実施されるのでしょうか
春の全国交通安全運動は、5月11日から5月20日までの10日間実施されます。
また、運動期間中の5月20日は「交通事故死ゼロを目指す日」となっています。

Q:今回の春の全国交通安全運動では、どのようなことが運動の重点とされているのでしょうか
今回の運動重点は、3点定められています。

1点目は、子どもを始めとする歩行者の安全確保です。
春は幼児・児童の歩行中の交通事故が増加する傾向にあります。横断歩道では必ず信号を守り、左右をよく見て、車が来ていないことを確認してから渡りましょう。道路への急な飛び出しや、車両の直前直後の横断は絶対やめましょう。

2 点目は、横断歩行者事故等の防止と安全運転意識の向上です。
横断歩道は歩行者優先です。運転者には横断歩道手前での減速義務や停止義務があります。歩行者の横断を妨げないようにしましょう。
歩行者や他の車両に対する「思いやり・ゆずり合い」の気持ちを持って運転しましょう。

3点目は、自転車のヘルメット着用と交通ルール順守の徹底です。
令和5年4月1日から年齢に関わらず、自転車に乗る全ての人に乗車用ヘルメットの着用が努力義務化されました。交通事故の軽減するためには、頭部を守ることがとても重要です。ヘルメットをかぶって頭部を保護し、安全運転を心がけましょう。

また、令和4年11月1日に、自転車を安全利用するための「自転車安全利用五則」が改訂されました。自転車に乗る時は、ヘルメットはもちろんですが、まずは「自転車安全利用五則」を守り、安全な運転を心がけましょう。

自転車安全利用五則とは
➊ 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
➋ 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
➌ 夜間はライトを点灯
➍ 飲酒運転は禁止
➎ ヘルメットを着用
以上の5つのルールです。

Q:最後に地域安全課から一言お願いします。
春の全国交通安全運動は5月11日から20日までの10日間実施されます。市民の皆様にはこの機会に交通ルールの順守と正しい交通マナーの実践をより一層意識していただき、交通事故の防止に努めていただきたくようお願いします。
posted by ゲンキ和歌山市 at 08:00| 和歌山 ☔| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする