2023年10月02日

10/2放送 ピンクリボンについて

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「ピンクリボン」について
地域保健課 寛座有里奈さんに伺います。

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Q:10月は乳がん月間ということですが、乳がんについて教えてください。
乳がんは、日本人女性がかかるがんで最も多く、9人に1人がかかると言われています。年齢でみると、30代後半から60代前半の子育てや仕事、介護などで忙しい年代に多く、この年代の女性の死亡原因の上位となっています。

乳がんにかかる人数は年々増加していますが、乳がんは治らない病気ではなく、早期発見、早期治療ができれば90%以上が治癒するとの報告もあります。

乳がんを発見する方法としては、自己触診や乳がん検診などがあります。「乳がんになるとしこりができる」と思われている方もいらっしゃるでしょうが、小さながんはしこりとして触れません。自己触診で見つかるのは、しこりがある程度の大きさになってからです。マンモグラフィはそれより小さながんを発見できる検査ですので、乳がん早期発見にはマンモグラフィによる検診が大事なのです。

月に1度の自己触診と2年に1度の検診が乳がんの早期発見につながります。

Q:乳がん検診はどのようにすれば受けられますか。
乳がん検診は、和歌山市では市内14箇所の医療機関での個別検診と、検診バスによる集団検診を実施しています。

現在、和歌山市の制度では、40歳以上の方を対象に2年に1度、乳がん検診を自己負担少なく受けていただくことができます。集団検診の日程等については市報わかやまに掲載しています。個別検診を受診できる医療機関や料金など詳しくは和歌山市のホームページをご確認ください。

また、10月は乳がん月間ということで、休日乳がん検診として、市内3箇所の病院で10月中の日曜日に乳がん検診を実施する予定です。平日はお仕事などで忙しく、検診に行く時間がなかなか取れないという方もいらっしゃると思います。この機会を利用して、ぜひ乳がん検診を受けていただきたいです。

乳がんが見つかることは怖いことではありません。知らないまま発見が遅れることのほうが怖いです。40歳以上の女性の方には、2年に1度、乳がん検診を是非受診していただきたいです。

お問い合わせは電話番号073-488-5121です

10月2日から31日まで、紀州ピンクリボンオンライン市民公開講座がウェブ上で無料配信されます。和歌山県立医科大学、日本赤十字社和歌山医療センター、和歌山ブレストクリニックの医師らが協働して乳がんについてお話します。詳しくは和歌山市ホームページにも載せていますので、ご確認ください。
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2023年09月28日

9/28放送 WAKA ✖️YAMA SUMMER IDEATHON2023についてA

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回も、昨日に引き続き
WAKA ✖️YAMA
SUMMER IDEATHON2023についてお届けします。
「水素化カリウム」チームのみなさんに伺います。

智辯五人.jpg

Q 今年のテーマは「周産期うつ」ということですが、どういう課題を設定しましたか?
(山田さん)「母親が小さい赤ちゃんに依存する」という仮説や「子育て教室や子育て支援のサポートは気軽さがない」という仮説をあげたのですがヒアリングやリサーチを通してその仮説が存在しなかったり、すでに解決策が施されていたりしたことがわかったので、恥ずかしながら課題については白紙になったばかりです。

ーこれからですね。
はい、がんばりたいと思います。

Q 先日、ソリューションズデイが終わったところですが、実際に周産期うつに取り組まれている方の講演を聞き、いかがですか?
(大西さん)赤ちゃんを持つお母さんは、睡眠時間が削られたり、自分のしたいことができなくなったりするということを知って、自分たちが想像していた以上に「周産期うつ」だけに限らず、赤ちゃんを持つことが深刻な問題だと気付かされました。

Q 今後、取り組みたいと思っている事はどんなことでしょうか?
(岡本さん)この団体での活動を通してつながりを持たせていただいた子ども食堂さんに、この活動とは別にボランティアに行かせていただきました。
(田村さん)この活動を終えてからも積極的にボランティアに参加したり、自分たちで考えた解決策を実現できるように取り組みたいと思っています。

Q 私の隣にはもう一人、4人のサポートをしている大学3回生の前谷駿輔さんがいます。サポートされてていかがですか?
みなさんとても元気で積極的にリサーチやヒアリングをしてくれていて「周産期うつ」にとても真剣に向き合っているな、と感じています。全体としても「周産期うつ」のテーマであったり、プレゼン力を身につけたり、積極的になりたい、という目標を持って参加されていて、すごいなと感じています。
自分も今年3回目、メンターとして中高生のサポートをさせていただいているのですが、毎年関わる中で自分が中学生や高校生の時にできなかったことが出来ていてとてもすごいなと感じています。

Q みなさんの課題への取り組む姿勢から、大学生として刺激をもらうのではないですか?
そうですね、自分たちもサポートするにはがんばらないと、中高生より先を見据えてがんばらないといけないな、という風にいつも思っています。

Q みなさん、取り組んでいるのですが、みなさんの発表を見に行く機会があるんですよね。
10月15日(日)和歌山城ホールで2、3ヶ月「周産期うつ」に真剣に取り組んだアイディアを発表する機会(シンポジウム)があるので、是非見に来てください。

(みんなで)待ってま〜す

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2023年09月27日

9/27放送 WAKA ✖️YAMA SUMMER IDEATHON2023について@

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は
WAKA ✖️YAMA SUMMER IDEATHON2023についてお届けします。
WAKA ✖️YAMA SUMMER IDEATHON2023とは和歌山県にゆかりのある中高生や大学生が一緒になって取り組む課題解決型プログラムのことで、今年度は妊娠期から産後1年にかけて起こる「周産期うつ」をテーマとして取り組んでいます。

今年は11チーム29名。中学1年生から高校2年生までの子達が参加しています。
本日は「水素化カリウム」チームのみなさんにお話を伺います。

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Q まずは、自己紹介をお願いします。
高校1年生の山田ひらり、大西香澄、岡本果林(かりん)、田村日葵(ひまり)です。

Q 参加しようと思ったきっかけについて教えてください。
(山田さん)
中学1年生の時に1度この活動に参加していて、その時、自分をとても成長させられたと感じたと同時に力不足もとても感じていたので、もう一度この活動に参加し、自分に足りなかった思考力や積極性を成長させたいと感じたからです。

(大西さん)
自分たちが作った案が社会貢献につながることにとても惹かれて、学校でこのアイデアソンの話を聞き、友達もやってみたいと話していたためみんなで挑戦することになりました。

(岡本さん)
普段消極的なのですがプレゼンなどで前に胸を張って出られたらかっこいいなと思って、自分も積極的な人間になりたいと思ったので参加させていただきました。

(田村さん)
日々、虐待などのニュースを見ていた中で「周産期うつ」という問題が虐待につながる一つの要因だということを知って、この課題を真剣に考えたいと思ったからです。

Q 参加してみて印象に残っていることはありますか?
(山田さん)
「周産期うつ」について学んだ時に「周産期うつ」は女性だけの問題でなく男性もかかる可能性があると知ったことが印象に残りました。妊娠・出産・子育ては女性だけの仕事ではなく、家族、地域のみんなで助け合っていくことが大切なのだと感じました。

(大西さん)
アドベンチャーワールドでキックオフをさせていただいたことです。グループになって動物園の決められた場所の問題点を、普段気にしない細かいところまでじっくり探したのでとても新鮮な経験になりました。

(岡本さん)
私たちは「おのみなと子ども食堂」に課題についてのヒアリングに行かせていただいたのですが、その時に地域の人と関わることの大切さを知った上で、知らない人と関わらないようにしている現在の世界とのギャップが印象に残りました。

(田村さん)
「周産期うつ」に関するNPO法人立ち上げられている、この問題に第一線で取り組まれている方々にZOOMでお話を聞けたことです。


みなさん、いろいろな思いがありますね。
明日も引き続きお話伺っていきます。

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