2023年02月13日

2/13放送 お仕事紹介

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回はお仕事紹介」
商工振興課の谷口真弘さんに伺います。
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Q:商工振興課とはどういった課ですか?
商工振興課では、市内の商業・工業の活性化及び中小企業の支援を目的とした施策を行っております。課内は3つの班に分かれており、商店街の活性化など商業に関することに携わる商業振興班、地場産業の振興など工業に関することに携わる工業振興班、そして市内の中小企業を様々な施策で支援する中小企業支援班がそれぞれ業務にあたっています。

私は中小企業支援班の一員として、中小企業融資制度など金融関係業務を担当しています。市の事業としては利率の低い融資制度を設けているほか、一部の融資制度に対して利子や信用保証料の補給を行うことで、市内事業者の方々の資金繰りを支援しています。

また、「和歌山市チャレンジ新商品」として認定した、市内の中小企業者の方々が開発された優れた新商品について、販路開拓の支援を行っています。具体的には、県内外で行われる展示会への出展や、新商品をまとめたパンフレットの作成、また、市報わかやまや、市のSNSなどメディアへの掲載を通じて広報を行っております。

このゲンキ和歌山市でも、今年度に認定した4商品について近日取り上げていただく予定ですので、是非チェックしていただければと思います。

Q:普段はどういったことを意識しながら仕事を行っていますか?
コロナ禍の影響により、今でも多くの事業者の方々が経営に困難を抱えていらっしゃると認識しております。金融関係業務は、そうした事業者様の資金繰りに直結するものも多いですので、ミスなく迅速に事務処理ができるよう心掛けています。

 また、私自身商工振興
課に配属になったことで、市内事業者によって新しい発想やユニークな視点から開発された新商品が多数あることを知りました。そういった新商品そのものや、尽力されている事業者の方々について、少しでも多くの方々に知ってもらいたいという思いをもって業務にあたっています。

業務においては、比較的人数の少ない課ですので、他の班の業務についても基本的な知識を身に着けておくなどして、繁忙時にはフォローしあいながら仕事が行えるよう取り組んでいます。

Q:最後に一言お願いします。
商工振興課は、これまで「和歌山市プレミアム付商品券〜わかやまペイ〜」や、チャレンジ新商品認定事業といった各事業により、まちの産業の活性化に向けて取り組みを行ってきました。これからも引き続き事業者の方々への支援や、商店街の皆様など商工業団体との協力によって、和歌山市がより元気のあるまちとなるよう努力してまいりますので、よろしくお願いします。
posted by ゲンキ和歌山市 at 08:00| 和歌山 ☁| お仕事紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月18日

1/18放送 お仕事紹介

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回はお仕事紹介です。
道路建設課の中嶋真也さんに伺います
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Q. 道路建設課の業務内容を教えて下さい。
道路建設課は、市役所東庁舎4階にあります。
道路や橋梁といった公共構造物の新規建設や既存路線の拡幅・改良工事を行なっており、主に生活道路といった市道等の整備をしています。具体的な業務内容は、道路や橋梁をつくるために現地の調査や測量などを行う「設計業務」と、設計業務で作成された図面や数量計算を基に工事が適正に行われているかどうかを確認する「監督業務」となります。
また、構造物が完成にいたるまでの品質の管理やもちろん、その他に安全管理も行います。工事のほとんどは、街なかで行われるため、作業員の安全だけでなく周辺地域への配慮も怠ってはなりません。事故を未然に防ぐために、作業員ひとりひとりに細心の注意を払うように働きかけ、安全施設の完備を心がけています。

Q  中嶋さんはどんな業務を担当されていますか?
それぞれ担当する工事が決められており、設計の時には、道路の構成であったり、側溝の数、擁壁のボリュームなどを計算して、工事の金額を出したりしています。契約が決まった際には、現場に入るまでの調整をしたり、工事中では、日々確認作業を行っています。

Q. 苦労したことはありますか?
いちばんに感じるのは、知識と経験の少なさです。道路事業では専門的なことが多く、技術力が必要です。事業費を算出するための積算システムや、現場でイレギュラーな対応が発生した際に、まだ経験が浅いので、的確な指示をすぐにできないところが苦労しました。

Q. やりがいはありますか?
自ら設計や監督を担当した工事が完成したときに、地域の方々から感謝の声をかけてくれたことにやり甲斐を感じています。道路工事が事業として認定されてから完成にいたるまでは何年・何十年とかかることがあるので、その道が完成して供用されたことへの達成感はもちろんありますが、地域の方々が「便利になった」「安全になった」などの声をかけてくれることに一番やり甲斐を感じます。

Q. 最後にひとことお願いします
工事という言葉を聞くと、騒がしく、うるさいというイメージを持たれることが多く、迷惑だと思われることもあります。しかし、新しい道ができ、道が拡幅することで、その地域に住んでいる人が便利になるだけでなく、通行する車両や歩行者の安全も確保されます。
私たちは、和歌山市で過ごす人が、便利でかつ安心できる道路整備を行なっています。
ご迷惑をおかけすることもありますが、ご協力よろしくお願いいたします。
道路工事に関することでご質問がありましたら、
073-435-1087道路建設課までお願いします。

posted by ゲンキ和歌山市 at 08:00| 和歌山 ☁| お仕事紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月27日

12/27放送 お仕事紹介

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回はお仕事紹介です
文化振興課の河本光月さんに伺います。

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Q 文化振興課の主な業務内容を教えてください
市役所本庁舎10階にある文化振興課は市民文化の振興、文化財の保護並びに博物館資料の調査、収集及び展示を目的としており、私が所属する文化財班、そして振興班、文化施設班、庁外には博物館があります。

文化財班では文化財行政に関する業務を全般的に行っています。振與班では市民文化の振興や文化芸術団体等の育成を図るため和歌山市美術展覧会、市民文化まつり等の行事を行っています。文化施設班では和歌山城ホールや和歌の浦アートキュープの施設の管理を行っています。博物館では資料の展示や調査研究等を行っています。

Q 学芸員として採用されたと伺ったのですが、どのような業務を行っているのでしょうか?
私は考古学の分野で採用されたので主に埋蔵文化財関係の業務を担当しています。埋蔵文化財とは文字通り土地に埋まっている文化財で、昔の人々が生活していた痕跡のことを指し、その広がる範囲を遺跡といいます。また遺跡から出士した昔の人々が使っていた道具のことを遺物といいます。

和歌山市内に遺跡はどれくらいあると思いますか? 2022年現在確認されているだけで市内には444ヶ所の遺跡が存在しています。この遺跡の範囲内で新しく家を建てる等の掘削工事を行う場合、文化財保護法において埋蔵文化財発掘の届出を提出することが定められています。届出では工事内容から遺跡に影響があるかを判断し、発掘調査が必要かどうかを県と協議します。私は主にこの届出の処理と一部の調査を行っています。

なお遺跡の範囲に入っているかの確認については市役所本庁舎10階にある文化振興課又はインターネット上で公開されている遺跡分布地図で見ることができます。

Q 仕事を行う上で心がけていることは何でしょうか?
勉強する気持ちを常に持つようにしています。遺跡の発掘調査については、地層の判断、図面作成、報告書作成等といった必要な知識を先輩方からたくさん吸収するように心がけています。最近では史跡和歌山城の扇之芝で発掘調査を行っていたので、調査の段取りや図面作成について学ぶことがたくさんありました。これから出土した遺物の整理作業があるので、そこで遺物の種類や時代について理解を深めていきたいと思っています。

また学芸員で採用されたからといって文化財関係の仕事だけをするのではなく、公務員として他の仕事についても積極的に覚えるように心がけています。

Q 市民の皆様へメッセージお願いします。
まだ私はとり行ったことは無いですが、発掘調査の成果として、現地での説明会や市役所本庁舎1階の市民ギャラリーや博物館の企画展等を定期的に開催していますので、ご興味のある方は是非チェックしてみてください。一日でも早く貢献できるように精進していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
posted by ゲンキ和歌山市 at 08:00| 和歌山 ☁| お仕事紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする