2021年02月08日

2/8放送 和歌山市のまちづくり

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆


今日は、和歌山市のまちづくり
市内の都市再生推進法人の活動をご紹介します。

☆都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、
地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定した団体です。
まちづくりの新たな担い手として期待されています。


今回は、
特定非営利活動法人 愛福会」の中西俊五さんにお話を伺います。

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「愛福会」について

私たち地域で自治活動する時に、自治会として法人格がないので事業に支障をきたすことがありました。そこで、法人格を持たせるためにNPOを立ち上げて、これを連合理事会、組織の一部として共同するという形で愛福会を立ち上げました。立ち上げてわずかですが、市と官民共同する場合には、法人格が必要なので今、愛福会が大変大きな役目を果たしていると思います。

平成24年に知事、市長にお越し頂き、まちづくり講演会を開催しました。これが端緒で、まちづくりが始まりました。和歌山市は、国が実施しようとする都市再生推進法に、いち早く参加して活動をしてくださったおかげで、和歌山市内でも今福・砂山、この両地域は都市再生推進地域として指定していただいたと共に、そこにある法人、NPOを推進法人に指定して頂いてまちづくりの活発化にご配慮頂いております。先代の役員さんを見ていると、本当に色んな役員さんの活動があったにも関わらず、なかなか実現しなかった事が今回まちづくりの施策を打ってくださったことで色々なことが出来るようになりました。


現状で行っている活動について

まず最初に、今福には下水道の行き渡っていない地区が一部あり、ここをなんとか下水道を供用開始したいということで活動しました。もう3代位前の会長さんから色々と骨折りいただいたんですが出来なかった地域が、やっとできるようになりました。これは、官民共同地域住民の皆さんが自分たちで土地所有者の承諾書の判をもらいにまわったからです。こんな事は、和歌山市始まって以来だと聞いています。地域の皆さんが頑張ってくださったので今回、何とか出来るようになりました。現在、工事の真っ最中で、令和4年度には大体完成して供用開始できると聞いています。

また、西和中学校の周辺の道路の歩道整備です。これもやっと、今回まちづくりをした中で住民の皆さんの声を頂いて出来ました。この街路樹に関しては、地域・自治会の皆さんで水やりや剪定、管理は自分達でやろうとなりました。ということで、街路樹の管理は自分達でやることにしています。


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☆インタビューは2月10日(水)放送 ゲンキ和歌山市に続きます。
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2021年02月03日

2/3放送 和歌山市のまちづくり

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆


今日は、和歌山市のまちづくり
市内の都市再生推進法人の活動をご紹介します。

☆都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、
地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定した団体です。
まちづくりの新たな担い手として期待されています。

前回に引き続き、
特定非営利活動法人 砂山バンマツリ」の樫原雅忠さんに伺います。


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メンバーについて

 今、会員さんは50名ほどで、大半の方はセカンドライフを迎えた70歳以上の方が大半を占めています。そういう中で、なおかつ女性の方が半数以上で、役員も半数います。1つは、女性の力を存分に発揮することです。女性の視点が、非常に重要だと思っています。いろんな樹木を育てるにしても女性の方は子供さんをとにかく育てたりと、女性の力にはかなわないですよね。そういう色々な日常生活のあり方そのものを熟知されている女性の方の考えをしっかり踏まえています。これは、安全防策も同じです。避難した時に生活はどうするか、洗濯もしないといけない、赤ちゃんもいるでしょう。どういう環境にしないといけないのかということが全てにおいて重要な点なので、今後においても、ますます女性の力をふんだんに出して頂きたいと思っています。


現在の取り組みについて

 コロナの対策をどうやるか、ということをまずポイントにしています。緑化美化活動は、剪定から始まって、消毒や草刈りをしなければなりません。ということでこれをやめることはできなせん。そういう中でやり方を変えて行っています。一例を申し上げますと、「水軒川のクリーン大作戦」を昨年12月5日に行いまして、分散型で清掃しました。人数も極力絞りながらで、進めました。さらに11月には、「青春プレイバックフェア」と言うことで、和歌山大学の先生にご指導いただいて、少子高齢化の中で我々高齢者としての役割を果たしていくための交流などを積極的に参加できるような場を作るべきだということで活動を行いました。


これからの目標について

 提言書のなかに、この地区は中心市街地であり工業地帯の地区、住宅地でもあり、文教施設も多い地域とあります。そういう中で、南海トラフ地震などが起こってもおかしくない環境下で住んでいるわけです。我々目標に向かって、そういう機能を持つ必要がある、そういう課題もあって、活動を展開していくことが一点です。それからもう一つは、継続は力なりと言うことで、持続可能なまちづくりは非常に重要なので、このような活動を継続してやれるような環境作りをやっていきたいと思っています。

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特定非営利活動法人 砂山バンマツリ HP https://banmaturi2013.jimdofree.com/

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2021年02月01日

2/1放送 和歌山市のまちづくり

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆



今日は、和歌山市のまちづくり
市内の都市再生推進法人の活動をご紹介します。

☆都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、
地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定した団体です。
まちづくりの新たな担い手として期待されています。


今回は、
特定非営利活動法人 砂山バンマツリ」の樫原雅忠さんにお話を伺います。

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特定非営利活動法人 砂山バンマツリについて

我々の団体は、平成24年に砂山・今福のまちづくりと言うことで、将来に向かってどういう街にしていくかについて、地域住民が主体となって活動しています。過去に7回のワークショップ行い、まちづくりの提言書を和歌山市に提出しました。大きな目標は、災害に強いまち。安全で安心のまち。次世代を担うふれあいのまちづくり、美しい綺麗なまちづくりです。そういう目標に向かって、まちづくりをしていこうということが我々の提言です。

事業について

 公共空間、河川道。それから、公園や道路の緑化美化活動、命を守るための安全安心の事業、健康推進事業。それらの事業を中心にしながら取り組んでおります。

設立したきっかけ

 平成24年に砂山今福のまちづくりと言うことで地域住民が主体になって、将来の街をどうしていくかと言うことで取り組んで参りました。
平成24年の4月から9月まで、7回のワークショップを行って、和歌山市に「まちづくり提言書」を提出しました。

どういう街かといいますと、災害に強いまちづくり、安全安心のまち、次世代を育むふれあいのまち、きれいな魅力あるまち。こういう目標に向かって、まちづくりをしていこうということです。そんな中で、提言書を出したけれど、どう展開していくかと言うことがポイントになりました。ワークショップに参加したメンバーの有志がNPO法人を立ち上げようということで、和歌山市からもサジェスチョンを頂いて、平成25年に設立しました。

防災事業について

 安全防災活動するにあたって我々専門の方のご指導いただきながら、地域の方々と共に学んでいかなければならないと思い、和歌山大学の専門の方に色々ご指導いただいて、地域の方々と主に防災講座・防災教室を行っています。特に実践的なものが必要だと言うことで、実践的な訓練を実施しています。

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特定非営利活動法人 砂山バンマツリ HP https://banmaturi2013.jimdofree.com/

☆インタビューは2月3日(水)放送 ゲンキ和歌山市に続きます。
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