2021年03月22日

3/22放送 和歌山市のまちづくり

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今日は、和歌山市のまちづくり
市内の都市再生推進法人の活動をご紹介します。

☆都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、
地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定した団体です。
まちづくりの新たな担い手として期待されています。


今回は、一般社団法人 市駅グリーングリーンプロジェクト垂井一さんに伺います。

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一般社団法人 市駅グリーングリーンプロジェクトについて。

市駅グリーングリーンプロジェクトと言うのは、一般社団法人なんですが、その前から一般市民の人も入ってもらって割とゆるい団体を作ってきました。最初は一般の方々、特に商店街の自治体、それから和歌山大学観光学部の学生さん達と城北地区、大体これぐらいのお家に対してワークショップっていうのを開きました。みんなでまちづくりについて考えたいので来てくださいよ〜!という形でスタートしたんです。中心市街地が活性化したらいいなということが1番眼目です。活性化するならどうすればいいのか、色々な意見が出ました。

今まで行ったイベントについて。

その中で、和歌山市駅の通りは交通量が少ないし減っています。なので、少し歩道を広げて皆さん方の憩いの場所になればなと考えました。とりあえず4車線あったものをそのうちの半分を借りました。そして車道に芝生を敷きました。ハンモックを置いたり、椅子やテーブルを置いたり、学生さんに音楽を演奏してもらったり、食べ物を提供したり、夜にはビールを販売して、ビアガーデンをしたりしました。それを数年しました。

その中で、もう1つ。和歌山市駅のちょうど西側に和歌川が流れているんです。市堀川と言うんですが、その市堀川に船を浮かべました。その船で京橋まで往航してもらって、ぶらくり丁へ遊びに行ってもらう企画をしました。リバーサイドのまちという形ですので、川の利用も考える社会的実験をさせていただきました。

次に、「シエキノカワでピクニック」です。南海電鉄和歌山市駅の北側に、紀の川が流れているので、紀ノ川の利用を皆さんに考えて欲しいなということで、紀ノ川の近くの公園を借りて、そこでピクニックをしました。また、ハンモックを置いたり、食べ物提提供したり、色々なクラフトの工作が出来たり、移動図書館などを持ってきてしました。また、紀ノ川にカヌーを浮かべました。多くの方が、カヌー体験をしたことがないと思うので、そういった紀ノ川のカヌー体験を3年程ほどしました。

去年は、コロナ禍で色々大変だったんですけども、やってみようということで、主にカヌー体験と手持ちの花火を持ってきて頂きました。午後7時まで行ったので、「夕暮れのシエキノカワでピクニック」と名前をつけました。とても夕焼けが綺麗だったんですね。だから、真っ暗になってきたら、とても皆さん楽しんでくださって。そういったゆるいピクニックをしています。

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☆インタビューは3月24日(水)放送 ゲンキ和歌山市に続きます。
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2021年03月17日

3/17放送 和歌山市のまちづくり

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今日は、和歌山市のまちづくり
市内の都市再生推進法人の活動をご紹介します。

☆都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、
地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定した団体です。
まちづくりの新たな担い手として期待されています。

前回に引き続き、「株式会社宿坊クリエイティブ」の武内淳さんに伺います。

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現在手がけるお店について。

城北橋の袂の和歌山市建築士会館の1階をお借りして、THE SMILE CHOCOLATE(ザ スマイルチョコレート)という、チョコレート専門店をしています。

どんな商品を販売していますか?

地元の老舗のお茶屋さんの「玉林園」さんにセレクトいただいた、ほうじ茶、抹茶、玄米茶を使ったチョコレートです。それから、色んな種類のチョコレートにそれぞれに合う具材を上にのせて、見た目も可愛らしい感じの「バンティアンチョコレート」というものを販売していたりします。

コンセプトについて。

2年前にオープンしたんですが、直前に店の近くに小中一貫校・和歌山市初めての伏虎義務教育学校ができました。子供たちの通学路だったりもするので、子供達が見て、そこで働いているのはそういう子たちのお母さん世代の方です。自分の息子さん娘さんを幼稚園に預けたりしてる間に、ここでチョコレート職人をするみたいなことを今もやっていただいてるんです。そういった風景が子供達に、そういった働き方もあるんだよ、お母さんの世代の方がかっこよく働いてるよという姿をまちで見れるような「オープンキッチンの形」でまちに開いてます。

和歌山市のまちづくり携わるようになったきっかけについて。

県庁職員時代から、県庁の仕事っていうことではなかったんですが、プライベートを中心に、地元がどんどん街中が寂れてきたように思っていましたので、そこをなんとかしていきたいなという思いで、始めはイベントをやったりとか。一時的ですが、そういった盛り上げられることを出来ることからやってきました。それで、日常的に飲食店がまちを変えられると気づいて、水辺座を営業し、また、チョコレート店も「新たなまちの顔」として街中に場所を構えた経緯があります。

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まちづくりへの想い。

歴史があり、それが戦災で焼けて目には見えない形にはなっていますが、地名だったりとか水辺がちょっとあったりとか、町割とか、そういった歴史というものは、街中に残っていたりします。そういうところを生かしていくっていうのがまちづくりの大事なところではないかなと思います。

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宿坊クリエイティブ Facebookアカウント https://www.facebook.com/mizubeza
THE SMILE CHOCOLATE(ザ スマイルチョコレート) HP https://thesmilechoco.shop-pro.jp/
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2021年03月15日

3/15放送 和歌山市のまちづくり

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今日は、和歌山市のまちづくり
市内の都市再生推進法人の活動をご紹介します。

☆都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、
地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定した団体です。
まちづくりの新たな担い手として期待されています。


今回は、株式会社宿坊クリエイティブ武内淳さんに伺います。

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株式会社 宿坊クリエイティブについて教えてください。

和歌山市のまちづくりをやっていこうとしてリノベーションスクール(和歌山市が開催したワークショップみたいなもの)の中で、事業をやろうとなり立ち上げた会社です。

宿坊クリエイティブの名前の由来について。

事業をするときに、地元をなんとかしたいという思いで始めたんですが、その時に個人的に宿もやっていきたいという思いがありました。そして、私のルーツ・実家が寺ということもあって宿坊クリエイティブという名前をつけて5年前に初めて会社を作りました。
 
具体的な事業について。

南海電鉄の和歌山市駅前に遊休不動産を利活用して、和歌山の地酒にこだわった地酒バーの「水辺座」を経営しています。

どうして地酒なんですか?

5年前にオープンしたんですが、その当時まだ和歌山の地酒をなかなか地元の方が沢山飲む機会がなかったのですが、地域にこんなに沢山お酒があるということをより多くの方に知ってもらえるようなきっかけになるように、地酒にこだわった営業をすることでPR出来るかなと思い始めました。

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景色もすごく素敵ですね!

市堀川という和歌山城の外堀があるんですが、そちらに建物を開いて景色が水辺にまちを開くということで景色が楽しめる店舗になっています。今ちょうど今年作った新酒がたくさん出ています。なかでも、ご近所の世界一統という酒蔵がありまして、そちらの「南方」と言うお酒なんかがオススメです。地元の方もそうですし県外の方へもお勧めしています。

これからの目標について。

この「水辺座」では、水辺にまちを開くという、この水辺がまちの裏側になってしまっていたという経緯もあったので、そこを何とか楽しめるような場所にしていきたいという思いでやっておりました。一方で、まちなかの公共的な空間で、道路や水辺など、そういったところが魅力的になれば、もっと目に見えて和歌山のまちが楽しめるように外の人にも映ったり、市民の方にも楽しんでいただけたりする事が出来たりするのではないかな、今後そういうことができたら良いなと思います。

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宿坊クリエイティブ Facebookアカウント https://www.facebook.com/mizubeza

☆インタビューは3月17日(水)放送 ゲンキ和歌山市に続きます。
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