2021年06月29日

6/29放送 もっと知りたい!紀の国わかやま文化祭

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今年の秋開催の「紀の国わかやま文化祭2021」で行われる
わかやま・いけばな芸術展〜きのくに花回廊〜」について、和歌山県いけばな協会会長岡田芳和さんにご出演していただきます。よろしくお願いいたします。

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Q:早速ですが、「わかやま・いけばな芸術展〜きのくに花回廊〜」とは、どのような内容なのでしょうか?

日本全国からお招きした有名ないわゆる家元を中心にした華道家による作品を、この度新しく建築される和歌山城ホールに展示します。そして、和歌山県いけばな協会所属会員による作品展を近鉄百貨店和歌山店で開催させて頂きます。

Q:今年のいつ、どこで開催されるのでしょうか。

和歌山城ホールでの展示は、11月13日 (土) と11月14日 (日 )の2日間開催いたします。朝10時から夜6時までご覧いただけます。

近鉄百貨店和歌山店でのいけばな展は、5階の催事場で、
11月11日(木) 〜 11月15日(月) にかけて開催され、百貨店の営業時間(朝10時から夜7時)にご覧いただけます。両展覧会ともに入場は無料となっていますのでご自由にご観覧ください。

Q:他にもいけばなのイベントがあるんですよね。

なるべく沢山の方にいけばな文化に直に触れていただくために、県内各所で出前体験教室を実施しています。また、今年の秋の「紀の国わかやま文化祭2021」にて、ビッグホエールで開催されます「食と芸能の祭典」において、ワークショップを行います。

また、「わかやま・いけばな芸術展〜きのくに花回廊〜」の開催期間と重なりますが、その時に近鉄百貨店和歌山店 4階の別の特設会場において、11月13日( 土) と11月14日(日) の2日間、県内の支援学校の生徒さんたちによる、いけばな作品を展示させて頂きます。この特設会場における展示作品には、障害者就労支援作業所で制作していただいた陶器を使用させて頂きます。

そして、お花を生ける際には、いけばな協会の会員もお手伝いをさせてもらっています。また、このいけばな展では非常に珍しいのですが、「触れるいけばな」ということで、直に手で触って頂くいけばなを展示したいと思います。☆入場は無料ですのでご自由にご観覧ください。

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(紀の国わかやま文化祭2021HPより)

Q:いけばなの魅力について教えてください。

日本が誇る伝統文化であるいけばなの魅力は、命のあるものとして、花や木、植物と向き合い、四季折々の草花や樹木の美しさを花器の上で人間の手を加えることによって表現することで、見ていただく人のこころに訴えかけるだけでなくて、自分自身のこころと向き合っていただけたらと思います。

コロナ禍でにおいても、日本が世界から賞賛される、日本人特有の美しい徳・美徳を培った背景にはいけばなをはじめ、日本の伝統文化、いけばなは伝統生活文化となりますが、華道の果たした役割は大きかったのではないかと考えています。コロナ禍で苦しい今だからこそ、いけばなを通じて、こころに豊かなうるおいと暮らしに余韻・潤いを感じていただけるような展覧会・行事に出来ればなと思います。


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【お問い合わせ】
和歌山市文化振興課  ☎073−435−1194
(詳しくはこちら☆

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2021年06月17日

6/17放送 もっと知りたい!紀の国わかやま文化祭

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今年の秋開催の「紀の国わかやま文化祭2021」で行われる
和歌の聖地 和歌の浦魅力探訪」について、
和歌山市文化振興課より猪原健司さんにご出演していただきます。

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(紀の国わかやま文化祭2021HPより)

Q:早速ですが、「和歌の聖地 和歌の浦魅力探訪」とは、どのような内容でしょうか?

 古来より万葉人が憧れた和歌の聖地であり、日本遺産でもある和歌の浦の魅力を広く知ってもらうために、地域の歴史、文化、ルーツを体験してもらえるようなイベントを実施します。イベント内容は、平安、鎌倉の歌聖と言われた藤原俊成(ふじわらのとしなり)、定家(ていか)父子(おやこ)を祖先に持つ「和歌の家」であり、冷泉流歌道を伝承する冷泉家による、和歌を詠み節をつけて歌う和歌披講の公演や和歌の浦の魅力についてのトークイベント、和歌を詠んで奉納するワークショップ、和歌の浦周辺を散策しながら写真を撮影するフォトウォーク、そして、和歌の浦に関する写真などの展示会を予定しております。

Q:今年のいつ、どこで開催されるのでしょうか?

 冷泉家による和歌披講及び和歌の浦の魅力トークイベントは、11月7日 (日) に 玉津島神社で開催されます。和歌奉納ワークショップと和歌の浦フォトウォークは、11月3日 (水)の祝日に、玉津島神社及びその周辺にて開催されます。また、和歌の浦に関する写真等の展示会は、11月3日〜11月8日にかけて、和歌の浦アート・キューブにて開催されます。

Q:イベントへ参加するにはどうすればいいですか?

 イベントへの参加者は、事前に募集いたします。応募方法等については、7月以降に、和歌山市HPに随時掲載しますので、ご覧いただければと思います。また、和歌の浦に関する写真などの展示会に展示する写真の募集についても、7月以降に、和歌山市HPに情報を掲載しますので、ご確認ください。

Q:最後に「紀の国わかやま文化祭2021 和歌の聖地 和歌の浦魅力探訪」について改めてご紹介をお願いします。
 

今回の「和歌の聖地 和歌の浦魅力探訪」では、古代から現在に至るまで大切に守り続けられている和歌の浦の歴史、文化等を再発見していただけるイベントが沢山開催されます。皆様にはぜひ、イベントに参加していただき、和歌の聖地 和歌の浦の魅力に触れていただきたいと思います。

和歌の聖地 和歌の浦魅力探訪」の詳細情報については、和歌山市HPをご覧ください。また、各イベントへの参加方法については、7月以降に、随時和歌山市HPに掲載していきますので、ご確認いただきますようお願いいたします。


【お問い合わせ】
和歌山市文化振興課  ☎073−435−1194
(詳しくはこちら☆

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2021年05月20日

5/20放送 もっと知りたい!紀の国わかやま文化祭

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今年和歌山県で初開催される紀の国わかやま文化祭2021で開催される
きのくに短歌の祭典 うたをよむ うたをあじわう
について、和歌山県歌人クラブ岸田正幸さんにご出演していただきます。

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Q:早速ですが、「きのくに短歌の祭典」とは、どのような内容ですか?

 短歌の創作部門についてですが、一般の部と学校の部に分かれています。「ときめき、いろどり、これから」という3つのテーマをあげて現在募集中です。優秀な作品には、文部科学大臣賞をはじめとした様々な賞を差し上げたいと思っています。
 
それから、イベント部門では、短歌のトークショー、著名な歌人による短歌創作のワークショップ、万葉の故地をめぐるバスツアーなどを予定しています。

Q:今年のいつ、どこで開催されますか?

 11月13日(土)と、14日(日)に開催します。13日は、県民文化会館小ホールでの表彰式やトークショーを中心にします。明くる14日(日)は、終日、加太や紀三井寺、和歌浦の万葉の故地などをめぐるバスツアーを行う予定にしています。

Q:短歌の魅力について教えてください。

 難しいですが、短歌の魅力をどこに感じるかは、創る人それぞれであり、一概には言えませんが、私は、5/7/5/7/7という三十一文字という一つの制約の中で、自由で広がりのある世界を描けるところにあるのかなと思っています。そんな短い詩、詩の形で、さまざまな情景や情感、自分の考えや恋愛をはじめとしたさまざまな思いなどが描ける、ここに魅力的があるのではないかと思っています。

Q:応募方法について教えてください。

「ときめき、いろどり、これから」という3つのテーマごとに、それぞれ一首ずつ短歌を作って応募していただければと思います。応募用紙・要綱については、紀の国わかやま文化祭2021のHPをご覧ください。

Q:最後に「紀の国わかやま文化祭2021きのくに短歌の祭典」についてPRをお願いします。

 短歌の全国募集については、一般の方は勿論ですが、学校の部にも力を入れたいと思っています。従って、是非、県内の小・中・高等学校、特別支援学校の児童生徒の皆さんも、この機会に短歌をたくさん作って応募してほしいです。
 それから、トークショーやバスツアーなど、工夫を凝らした楽しい催しをしていきたいと思っていますので、是非皆さん参加していただきたいです。よろしくお願いいたします。

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【お問い合わせ】

和歌山市文化振興課  ☎073−435−1194
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