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「まちかど通信32」
今回は吹上地区をご紹介します。
今日は吹上地区連合自治会長の中村勝次さんに
お話を伺いました。
中村さんは、吹上地区に50年以上にわたってお住まいです。
「結婚してからずっと50年以上住んでいます。」
と中村さん。
吹上地区は、お城の南側に位置しお寺が多い地区。
中村さんによるとお盆やお彼岸は多くの人で賑わっているようです。
(吹上連絡所からお城が見えます)
寺町通りはまさにお寺が並ぶ通りです。
有名なお寺が8ケ寺並んでいます。
なかでも、徳川家のお墓がある報恩寺。
紀州忍者のお墓がある恵運寺(えいうんじ)
首大仏の無量光寺などが知られています。
無量光寺は受験生が合格祈願をするお寺として有名です。
首大仏は、もともとは一体の大仏様だったのが
あるとき火事で焼けてしまい、溶けた銅を使って
首から上を造ったところ、災害等が重なり、
資金不足で今に至っているそうです。
また、最近は紀州忍者と言われた名取三十郎正澄のお墓や位牌があるお寺
恵運寺(えいうんじ)が注目を集めています。
(恵運寺)
(恵運寺にある名取三十郎正澄の位牌)
恵運寺は、ご住職が「紀州忍者のお寺」として情報を発信。
PRに努めてくださっていることから、
「吹上地区の活性化につながっていってくれればうれしい」
と中村さんは話します。
このほかにも数々のお寺が並びます。
吹上地区の人口は、
およそ2600世帯 5300〜5400人がお住まいです。
地区の活動は、
連合自治会としては、市からくる色々な連絡網。
敬老会やお子さんが対象の「七夕まつり」
団体における「老人会」「公民館活動」
交通安全関係では登下校時の監視「見守り」などを行っています。
吹上地区内には名所が多いため
公民館活動の中で、お寺をめぐるウォーキングも開催されています。
また、女性を対象に手芸教室なども行っています。
今後の目標として、中村さんは
「最近は防災の関係で、自治会としても住民全員が参加しての
防災訓練を行っていきたいと思っています。」
と力を込めて話してくださいました。
消防団はとても熱心に防災訓練に取り組み、防災防火訓練を行い
また多方面から色々なご協力をいただいているので
ある程度の段取りはできているので
住民の方々の意識をもっと高めていただきたいところです。
中村さんは、
「吹上地区は、海抜5.6〜7〜8メートル。高いところでは13メートル。
防災の面においては、(安全面で)いい条件です。
しかし、それとは別に住民の皆さんにしっかり意識を持っていただき、
災害時には一人でも多く助かるといったような活動をしてゆきたい。」
と語ってくれました。
吹上連絡所はこちらをクリック!
明日は「暮らしのゲンキ」です。
どうぞお楽しみに。