2019年02月19日

2/19放送 「まちかど通信38」〜合言葉は「楠見はひとつ」楠見地区☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

「まちかど通信38」
今回は「楠見地区」をご紹介。
今日は地区の概要について
楠見連絡所山本正昭所長にお話を伺いました。

楠見地区2.JPG

楠見地区は阪南市と和歌山市を結ぶ
国道26号・第二阪和国道の開通で
大阪方面への交通アクセスが飛躍的に改善され、
新しいエネルギーを和歌山市に結集していくことが出来ます。

大谷ランプを降りていただきますと、すぐ北側の丘に
「大谷古墳」があります。

大谷古墳3.JPG

国史跡大谷古墳は、国を代表する大きな遺跡であり、
馬冑(ばちゅう)馬の冑をはじめ数々の副葬品が発掘され、
国の重要文化財にされています。

古墳に登りますと、眼下には和歌山平野が広がり、南西の方向には
紀の川の河口部が、南東の方向には、紀伊風土記の丘が見えます。

大谷古墳.JPG


大谷古墳2.JPG

大谷古墳から見える景色が壮観です。


楠見地区の大きな行事として、まず「防災訓練」があります。

防災の基本である「自分たちのは自分たちで守る」
「自分たちの地域は自分たちで守る」を信念に、楠見地区住民の
災害対応能力と防災意識の向上を図ることを目的として、
昨年は14回目の防災訓練を10月21日(日)に実施しました。

内容としては、和歌山県南方沖で、強い地震が発生し、
この地震により建物が倒壊、
火災や多くの地域住民が負傷したとの想定でした。


各自治会で一次避難場所に結集し、その後、訓練場所までの避難、
避難誘導訓練、そのほか北消防署救助隊による救助訓練披露、
消防団によるポンプ操法訓練、消火器による初期消火訓練、
災害時の簡易トイレの作成訓練、煙体験コーナー、救助救護訓練、
婦人会の皆様による炊き出し訓練等実施しました。

各自治会から1300人の参加があり、防災意識の高揚を図れたものと
思っております。

楠見山本所長.jpg


2つ目は、楠見地区の「文化のまつり」です。

一昨年は10回記念のおまつりとなりました。
地域住民のつながりを深め、伝統的な文化を伝承し、
若者たちによる新しい文化の創造を支援することを大切に、
「楠見に住んでよかった」と思えるような郷土愛を育むことを
目的に、一昨年までに10回実施しており、
楠見地区の3小学校を順番に会場として開催しています。


各小学校の子どもみこし、中学校吹奏楽部の演奏、
保育園児の演技、和歌山北高校の部活の演技、盆踊り、
大谷の獅子舞などです。

また、10周年記念として、演歌歌手の方をお招きしたり、
各自治会代表のカラオケ大会も実施しました。

ほかに、子ども広場、おばけ屋敷、売店を開催し、地域高齢者施設の
入所者を含め、約800人の地域住民の参加がありました。

さらに「子育て支援ネットワーク楠見」として
平成17年2月26日に「楠見はひとつ」を合言葉に
各種団体および住民相互の連携を図り、児童、生徒、青少年が
明るく希望の持てる地域づくりに取り組むことを目的に設立され、
各自治会でそれぞれ結成、自治会員、各種団体員を中心に
約400人が小学校の登下校の子どもたちの見守り活動を実施しています。

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山本所長は、
「楠見は本当に団結力のある地域だと思います。
まさに、楠見はひとつですね。」

と話してくださいました。


楠見連絡所はこちらをクリック!

明日は「暮らしのゲンキ」です。
お楽しみに。



posted by ゲンキ和歌山市 at 07:25| 和歌山 ☀| まちかど通信(2018) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月07日

2/7放送「まちかど通信37」〜防災公園の清掃と避難訓練〜中之島地区☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

「まちかど通信37」
今回は中之島地区をご紹介しています。
今日は、連合自治会長として6年目。
中之島地区連合自治会長 白井公雄(まさお)さん
お話を伺いました。

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平成29年5月に、和歌山市で初めての防災公園
中之島地区にできました。

JR紀和駅前の「紀和駅前公園」です。
紀和駅の高架下を利用した全長700メートルの細長い公園です。

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「防災公園」というだけあって、
公園内の遊具などにもさまざまな工夫が凝らされています。

例えば、大きなホロを被せると、すぐに泊まることが出来たり
救護所としても活用できる「防災パーゴラ」

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非常用のコンロになるベンチ。

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また、災害時のトイレも数多く整備されています。

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大地震などいざという時の避難所になるこの公園は、
避難者にとってとても便利な公園です。

そこで、地区の皆さんもこの公園を大切にしています。

駅前とあって、中之島地区の玄関口になる公園。
自治会や各種団体の皆さんで、週に1度など定期的に清掃を行って
とても美しく保たれています。

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近くの企業や個人の方で、熱心に毎日掃除される方も
いらっしゃるようです。

また、この公園が出来て、地区の皆さんの防災への意識を高めようと
昨年11月11日(日)に、中之島地区連合自治会をはじめ、
消防団・防火委員会、婦人会、婦人防火クラブなどの協力のもと、
初めての自主避難訓練が行われました。

「おかげさまで329人の方にご参加いただきました。
今後は毎年1回チームワークがとれるような訓練を
行ってゆきたいと思います。」

と白井さん。

多くの皆さんが参加された防災避難訓練。
新たな課題も見えてきたようです。

「中之島地区には、従来の避難場所である小学校だけでなく
県立体育館防災公園もあります。
どれも活用できるように考えていくことが課題ですね。」

とおっしゃいます。

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ところで、中之島地区では、毎年7月14日・15日に
志磨神社で行われる夏祭りが有名です。

和歌山市内でも、港まつりに次いで、多数の夜店売店が出店され
家族連れや子どもたちが楽しむお祭りです。
白井さんが子どものころにはすでに行われていたとのこと。

また、神社の境内では「奉納演芸」で盛り上がります。
ものまね、マジック、漫才、のど自慢など盛りだくさんなプログラム。

「昔はもっとにぎやかでした。
夜遅くまで、私の家まで歌声が聞こえてきました。
今と違い、カラオケもない時代は生バンドの演奏での歌でした。」

と懐かしそうに話してくださいました。

中之島は、市駅もJR和歌山駅も、どちらも歩いて15分くらいという
とても便利なところに位置しているため
中之島に住みたいという方も多くいらっしゃるようです。
紀和駅だけでなく、紀伊中之島という駅もある中之島地区。

しかしその反面、高齢化が進んでいるのが現状。

「私としては、活気のある街にしてゆきたいと願っています。
そのために、男性の方にも積極的に外に出てきていただけるように
【男の居場所】をつくりたいと思っています。」

と白井さんは話してくださいました。

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男性がひとりでも気軽に来ることが出来る「男の居場所」。
是非実現させていただきたいですね。


明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに。



posted by ゲンキ和歌山市 at 07:25| 和歌山 ☀| まちかど通信(2018) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月05日

2/5放送 「まちかど通信37」〜JR・市駅に近く「防災公園」があるまち〜中之島☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

「まちかど通信37」
今回は中之島地区をご紹介します。
中之島連絡所 所長山口正則さんにお話を伺いました。

中之島 山口所長.jpg


中之島地区は、和歌山市の中部に位置し、
道路が国道24号と北大通りが東西に走っており、
交通の利便性が大変良いところに存在しています。
人口は、平成31年1月1日現在6581人
3212世帯の方が生活しています。

この地区には、
中之島公園・向ノ芝公園・紀和駅前公園
3つの大きな公園があり、市民の憩いの場所となっています。

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(中之島連絡所の隣にある中之島公園は桜がキレイです)

紀和駅前公園については、
和歌山市で初めての防災公園として、
平成29年5月にオープンしました。

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また、これからの季節、和歌山市で一番早く咲くと有名な
国道24号、地蔵の辻交差点から西側に100メートル程
桜並木があります。

2月下旬に1本だけ咲き、3月上旬にまた1本だけ咲き、
4月上旬にはソメイヨシノの桜並木が咲き誇り、
市民の目を楽しませてくれています。

この桜並木は、1976年昭和51年に和歌山県工場緑化協会が
科学系の工場が多かった同地域に、
環境や景観対策として植樹しました。

大半は、4月初旬に咲くソメイヨシノですが、
その中に1本だけ2月下旬に咲く桜は沖縄や鹿児島県に分布する
カンヒザクラ(寒緋桜)といい、その桜にはメジロの姿ものぞきます。

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中之島地区社会福祉協議会では、
思いやりでつくる幸せな街 中之島
になればと
平成4年から65歳以上の一人暮らしの方をお招きして、
2ヶ月に1度、偶数月に「ふれあい食事会」を実施しています。
楽しくおしゃべりしながらのお食事の後は、
みんなで楽しく歌を歌ったりして、楽しいひと時を過ごします。

平成4年に始めてから、一度も休むことなく実施しており、
この2月で259回となります。

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所長となって2年の山口さんは、中之島地区や地区の皆さんについて
「皆さんとても仲が良く、活動が活発です。
そこへ、約2年間参加させていただいて
私なりに色々勉強させていただき、
楽しませていただいています。」

と話してくださいました。


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「中之島連絡所」はこちらをクリック!


明日は「暮らしのゲンキ」です。
お楽しみに。

posted by ゲンキ和歌山市 at 07:25| 和歌山 ☀| まちかど通信(2018) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする