2017年03月09日

3/9放送 小学校訪問(53)伝統を受け継ぐ「有功太鼓クラブ」〜有功小☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

今日は小学校訪問(53)
和歌山市立有功小学校(いさおしょうがっこう)にお邪魔しました。


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有功小学校では、4年生から6年生までのおよそ20人が
「有功太鼓クラブ」のメンバーとして活動しています。


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地域のお祭りやイベント、学校行事などで
息がぴったり合った
勇壮な演奏を披露しています。

卒業を間近に控えた6年生の部長、
車谷菜々美
(くるまたにななみ)さん
副部長西谷衣織(にしたにいおり)さん
お話をお聞きしました。


お2人とも4年生から3年間、太鼓を続けてきました。
太鼓クラブに入ったきっかけをお聞きしました。

車谷さんは、
「ほかのクラブより興味があったので、
入りました。」

西谷さんは
「4年生の時は、他のクラブに入りたかったけど、
ジャンケンで負けたりして太鼓クラブに入りました。
でも、やってみたら面白いなと思うようになって
6年生まで続けました。」



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太鼓クラブの面白いところはどんなところでしょうか?

車谷さん
「みんなで集まって楽しく出来るところです。」

西谷さん
「みんなで、協力して、声出して、というところが
いいなと思います。」



さて、6年生の皆さんは、間もなく卒業です。
3年間続けてきた太鼓ともお別れ。今どんな気持ちでしょうか?

車谷さん
「太鼓クラブで続けたいと思うくらい楽しいです。」

西谷さん
「みんなでやってきたのが楽しかったから、
まだ、これからも続けたいという気持ちはありますが、
卒業するので、残っている子に頑張ってほしいと思います。」



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では、これからクラブを引っ張っていく5年生にひとこと。

車谷さん
「これからも、その伝統を頑張って受け継いでください。」

西谷さん
「5年生の皆さんは、6年生になって、太鼓クラブをひっぱって
行ってくれればと思います。」



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3月も半ば。リーダー交代の季節となりました。
4年生5年生の皆さんにお聞きしました。

この日は素晴らしい演奏をしてくれた皆さん。
まず演奏の出来栄えについては、
みんな「良く出来ました。」
と満足げに話してくれました。

太鼓クラブに入ってよかったことは?
「揃った時は達成感があって楽しいし、
揃わなかったときはちょっとショックだし。
でも楽しいです。」

フィニッシュした時が楽しい。」
叩いているときが楽しい。」
「発表とかあるけど最後に拍手もらえるのが嬉しい。」

といったように、みんな太鼓の楽しさ、
みんなで演奏したあとの達成感を感じているようです。

そんな皆さんに6年生に送るメッセージです。

ぼくたち私たちで、これからも伝統を受け継いでいきます。
卒業しても頑張ってください。」

頼もしい4・5年生の皆さんです。


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そして、全員声を揃えてのメッセージ。

有功太鼓クラブ、
これからも伝統を守っていきます。
頑張ります!



「有功小学校」はこちらをクリック!


(画像提供=有功小学校)



明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに。


posted by 和歌山 at 07:25| 和歌山 ☀| 小学校訪問(2016) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月07日

3/7放送 小学校訪問(52) 〜地域の方と「昔あそび」 八幡台小☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

今日は小学校訪問(52)
和歌山市立八幡台小学校にお邪魔しました。


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八幡台小学校では、このほど
地域の方々をお迎えして「昔あそび」を教えていただき
1年生84人が、一緒に楽しい時間を過ごしました。


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体育館には
お手玉あやとり羽根つきけん玉コマ回し
竹トンボ竹ぽっくりだるま落とし
紙でっぽう
といった
昔ながらの遊びが用意され、児童たちはグループで
1つ1つの遊びを楽しんでいました。


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(お手玉)

お手玉のコーナーでは、
児童たちは、放り投げて受け取るお手玉を
うまく受け取ろうと一生懸命でした。


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(あやとり)

あやとりのコーナーでは、
「もう何十年ぶり。
昔を思い出してやってみたけど、思い出せない。
でも、手が覚えてます。」

地域のお母さんたち。楽しそうです。


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だるま落としのコーナーでは、子どもたちは
3段くらいかチャレンジ。成功したら4段5段と高くして
盛り上がっていました。

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(だるま落とし)

そして、昔懐かしい紙でっぽう。
勢いよく振り下ろして、いい音が響いていました。

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(紙でっぽう)


紙風船で、児童たちと思いっきり体を動かしていた方は、
「昔は良く遊びました。もう体が付いて行きません。」
と言いながらも、
軽やかに児童の相手をしていました。


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(紙風船)


いつも児童たちを見守ってくださっている地域の皆さんは
およそ30人の方が参加、児童たちとともに童心に帰って
楽しまれていました。

地域の方にお話をお聞きしました。

「今回初めて参加しました。子どもたちはいいですね。
楽しいです。
私も60年ぶりにコマ回ししました。
出来ます。」
と楽しそうです。

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(コマ回し)

また、子どもたちの様子を見守っていた女性は
「楽しそうでいいわね〜。
昔あそびは、おばあちゃんとしては懐かしいです。
昔は、ゴム跳びとかまりつきをよくしました。」


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(ストロートンボ)


ストローと牛乳パックで、手作りの竹トンボをたくさん作って
持って来て下さった方は、
「こどもたちは褒めてあげると上手になります。
どんどん技術習得していきますよ。
上手な子おりますよ〜。
そうそう、しっかり遊んでほしいです。
遊んでいる中で、どうすればじょうずにできるか
わかるようになってくるんです。」

とおっしゃっていました。


さぁ、児童たちは何が楽しかったのでしょう??
「あやとり」「けん玉」「お手玉」「竹馬」
「こま」「竹トンボ」「紙飛行機」

などなど。どれも楽しかったようです。

楽しい体験ができて本当に良かったですね


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「八幡台小学校」はこちらをクリック!


明日は「暮らしのゲンキ」です。
お楽しみに。

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2017年03月02日

3/2放送 小学校訪問(51)「キッズシェフ体験」でフランス料理〜今福小☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)


今日は小学校訪問(51)
和歌山市立今福小学校にお邪魔しました。


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今福小学校では、このほど
地元のフランス料理店のシェフをお招きして
フランス料理の調理法を学ぶ
「キッズシェフ体験」が行われ
6年生28人がチャレンジしました。


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「キッズシェフ体験」は、
和歌山県調理師会が食育推進のために
和歌山県内の小学校を対象に行っている取り組みです。

和歌山県調理師会 書記鈴木美沙さんによると
この取り組みは、
今の子どもたちを取り巻く食生活や食環境が、昔と違って
家族で食事をとる機会が少なくなっていることや
コンビニなどの普及により、
昔ながらの料理や調理法に触れることも
少なくなってきているといったことから
プロの料理人が、伝統的な調理法や基礎となる調理法を伝え、
家族で食卓を囲む機会をもっと増やしてほしいという思いで
10年ほど前から行っているそうです。


この日は、最近魚離れが懸念されるといったことから、
魚を使った料理にチャレンジ。

白身魚やエビをすり身にしてお団子上に調理した「クネル」
魚のだし汁(フュメ・ド・ポワソン)で作ったクリームソースを
かけていただくフランス料理一品をシェフから教わりました。


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グループに分かれて、みんな一生懸命です。
しかし、とても手際が良く、
あっという間にレストランのような一皿が
完成しました。


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調理中の児童たちにお聞きしました。
海老殻剥きも簡単そうで難しい。」
「家でのお手伝いすることは?」という問いに
「ある」「ない」とさまざま。

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初めての手順や作業にとまどいながらも一生懸命。
お皿に盛り付けるのもフランス料理ならではの盛り付け。
シェフのお手本を見ながら頑張っていました。


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そして完成ー。
出来上がりを見て、また食べてみての感想をお聞きしました。

「ちょっと難しかった。」
「綺麗にできたので良かったです。」
「初めて作ったけど美味しそうに出来て良かった。」
「すごく上手にできて嬉しいです。」
「班で協力して作ったのでとってもおいしそうです。」

包丁さばきが上手だった女子児童は
「普段からお手伝いは良くします。得意料理はハンバーグです。」
と答えてくれました。

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「こんな料理初めて食べてとても美味しくてびっくりしました。」
「みんなで協力してちゃんと作れたので良かったです。」
「お魚は好きです。」
「あんまり食べたことなかった料理だったので美味しいです。」
「玉ねぎの切り方教えてもらったので(家で)手伝えるよう頑張ります。」
「美味しいです」
「美味しいです」
みんなの笑顔が印象的でした。


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さらに
「ちょっと難しかったけど美味しいです。」
「見栄えがキレイ。」
「頑張ったら(家でも)作れそうです。」

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この日、指導に当たったのは
和歌山市の老舗フランス料理店「JOY味村(ジョイミムラ)」
オーナーシェフ味村正弘さん
です。

「女の子は上手ですね〜。お母さんのお手伝いしてるので。」
とまずは褒めてくださいました。

「今日の魚料理は、オーブンなどの道具がなくても、
お湯だけ沸かして(ゆがくだけの)
簡単に子どもたちに作ってもらえる料理です。」

と選んだ理由を話されました。

そして、
「この中から料理人目指す人がひとりでもふたりでもいれば
嬉しいんですけどね。
料理の世界はものすごく厳しいから、若い人がなかなか続きにくいです。
少しでも料理の気持ちを子どもたちにわかってもらえたら嬉しいです。」

と話されていました。

未来のシェフ、誕生するでしょうか?
楽しみですね!

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「今福小学校」はこちらをクリック!


明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに。

posted by 和歌山 at 07:25| 和歌山 ☁| 小学校訪問(2016) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする