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今日は「学校訪問B」
和歌山市立東中学校にお邪魔しました。
56年の歴史を持つ東中学校の創立時からある
「華道部」をご紹介。
(左から校長先生、坂本さん、瀧本さん、山本瑠璃さん、山本翔子さん、後列・北原先生)
顧問の北原美知(きたはらみち)先生と
新3年生の4人の皆さんにお話を伺いました。
華道部の活動は月1回。
嵯峨御流のお師匠さんを招きお稽古を重ねています。
また、北原先生が、華道・茶道の免許状を持つことから
茶道のお稽古も行っています。
主は発表場所は、文化祭では個々の生け花を展示、
また卒業式の舞台に飾る大きなお花を卒業生が先生と一緒に活けます。
従って3年生は、卒業式まで活動を行うことになります。
また、東中学校の華道部の大きな特徴として、
真面目にお稽古をしていけば、免許状を取得することが出来るそうです。
1年生で入門・初傳(しょでん)を、2年生では中傳(ちゅうでん)を。
3年生では奥傳(おくでん)を取得することが可能です。
北原先生は、
「華道部は、他のクラブや生徒会とも両立できるクラブなので、
新1年生にも多く入って活動してほしいです。」
と話しています。
ところで、京都の家元が発行している華道の月刊誌「嵯峨」に、
東中学校華道部がご紹介されることになり、
2月に取材が入ったそうです。
お花を活けているところを写真撮影し、
インタビュアーの方が質問することに答え、
生徒たちはとても緊張した様子だったようです。
この時の模様はまもなく発行される
「月間・嵯峨5月号」に掲載されます。

取材にお邪魔したこの日は、ちょうど入学式。
学校内は、新入生と保護者の皆さん、そして散り初めの桜の花で
とても華やかな雰囲気に包まれていました。
集まってくれた部員は、
新3年生の坂本(さかもと)ほのかさん(生徒会、家庭部と両立)
瀧本真依(たきもとまい)さん(生徒会と両立)
山本翔子(やまもとしょうこ)さん(生徒会と両立)
山本瑠璃(やまもとるり)さん。
(左から山本翔子さん、山本瑠璃さん、瀧本さん、坂本さん)
まず華道部に入ったきっかけについてお聞きしました。
坂本さん
「お姉さんが華道部に入っていて、いいなと思い入りました。」
瀧本さん
「部活紹介の時、先輩が活けていたお花がとてもきれいで、
それが印象的だったので入りました。」
山本翔子さん
「(中学生になると勉強が大変と聞いていたので)
華道部は月1度の活動で、これなら私にもやれると思い入りました。」
山本瑠璃さん
「小学校のころから土曜教室で何度か華道をしたことがあり、
それで入りました。」
華道部に入って3年目。実際活動してみていかがしょうか?
坂本さん
「花を綺麗に活けることが出来とても楽しいです。」
瀧本さん
「華道だけでなく茶道もあり、私はお抹茶が好きなので
嬉しかったし、いろんなことに挑戦できて楽しい部活だなぁと思います。」
山本翔子さん
「ほかのみんなが活けている花を見たら、こんな生け方もあるんだと、
色々驚かされました。」
山本瑠璃さん
「みんなとやり合った後、どんな感じか話し合ったりすることが楽しい。」
最後にこれからの目標をお聞きしました。
坂本さん
「みんなで仲良く綺麗にお花を活けられたらいいと思います。」
瀧本さん
「いろんな生け方と技とか、身についてきたと思うので、
それを生かしてゆきたい。」
山本翔子さん
「お免状を取れたら取りたいと思います。」
山本瑠璃さん
「お免状、もう一つ上に上がりたいと思います。」
東中学校の華道部、新しい部員を迎えての活動にも、
期待したいですね!

明日は「暮らしのゲンキ」です。
お楽しみに。