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今回は「HIV 検査普及週間」について
保健対策課の宮本麻美さんにお話伺います。
Q 6月1日から7日までの一週間をHIV検査普及週間と定め、普及啓発を行っています。まず、HIVについて教えてください。
HIVはヒト免疫不全ウイルスのことで、エイズの原因となるウイルスの名前です。ですが、HIV感染=エイズということではありません。
HIVはヒト免疫不全ウイルスのことで、エイズの原因となるウイルスの名前です。ですが、HIV感染=エイズということではありません。
HIVは免疫細胞に感染します。そして、からだを病気から守っている免疫力を低下させていきます。感染から数週間以内にインフルエンザに似た症状が出ることがありますが、この症状からはHIVに感染をしているかどうかを判断することはできません。
また、感染後、自覚症状のない時期が数年続くため、感染に気が付きにくいです。ですから、HIV検査を受けることではじめて感染の有無を確認することができるのです。さらに進行し免疫が低下すると、本来なら自分の力で抑えることのできる感染症やがんなどを発症するようになってしまいます。抵抗力が落ちることで発症する疾患のうち、代表的な23の指標となる疾患を発症した時点でエイズ発症と診断されます。
Q 和歌山市保健所でも HIV検査は実施しているのですか。
毎週火曜日、午後6時から午後7時20分まで匿名・無料検査を行っています。予約制なので、ほかの方と顔を合わすこともありません。ただし、正確な結果を得るために、感染の可能性があった機会から3か月経ってから検査を受けるようにお願いしています。
毎週火曜日、午後6時から午後7時20分まで匿名・無料検査を行っています。予約制なので、ほかの方と顔を合わすこともありません。ただし、正確な結果を得るために、感染の可能性があった機会から3か月経ってから検査を受けるようにお願いしています。
Q 必要だと分かっていても、もし感染していたらと思うと、検査を受けるのが怖いですよね。
ひとりで悩まず、まずは保健所や専門の相談機関に相談してみるのもひとつの方法です。今は治療薬も進歩しており、きちんと服薬することでエイズ発症を予防し、感染前と変わらない生活を送ることも可能になっています。治療を継続して体内のウイルス量が大きく減少すれば、他の人への感染させない研究結果も報告されています。エイズはもはや「死の病」ではありません。
ひとりで悩まず、まずは保健所や専門の相談機関に相談してみるのもひとつの方法です。今は治療薬も進歩しており、きちんと服薬することでエイズ発症を予防し、感染前と変わらない生活を送ることも可能になっています。治療を継続して体内のウイルス量が大きく減少すれば、他の人への感染させない研究結果も報告されています。エイズはもはや「死の病」ではありません。
早く感染がわかるとその後の体調管理もしやすくなります。検査を受けて、早期に発見、治療することが重要になってきます。
Q エイズ検査についてのお問合せ先をお願いします。
お問合せは、和歌山市保健所保健対策課073-488-5118までお電話ください。
お問合せは、和歌山市保健所保健対策課073-488-5118までお電話ください。
ホームページにも情報を掲載しています。和歌山市感染症情報センターで検索してください。
また、6月1日から7日まで、普及週間に合わせて市堀川に架かる京橋と中橋をエイズへの理解と支援のシンボルである赤色にライトアップします。ぜひ足を運んでください。
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