☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
今回は
「和歌の浦短歌ワークショップの短歌の紹介」
について
文化振興課の冨永里菜さんにお話伺います。
Q 先日「和歌の浦短歌ワークショップ」が開催されましたね。
先日、1月21日日曜日に「和歌の浦短歌ワークショップ」を開催させていただきました。そのPRとして和歌の浦をテーマとした短歌を現代の歌人の方に作っていただきました。
今回はその短歌をご紹介したいと思います。
「和歌の浦短歌ワークショップ」とは、1300年前の奈良時代に歌人・山部赤人が和歌に詠み、その絶景が多くの歌人に称賛され、和歌の神がまつられた和歌の聖地・和歌の浦で、和歌の文化を現代の感性で捉え直し、発信する試みとして実施したものです。
Q ワークショップはどんな感じでしたか?
今回のワークショップは一般の方から短歌を募集しまして、その短歌について歌人の方に講評いただくという形で行っておりました。
Q 多くの方が参加されたのでしょうか?
490首もの短歌ご応募いただきました。
Q 今回短歌をご紹介いただくとのことですが、どのような短歌になりますか?
「和歌の浦短歌ワークショップ」の講師にお迎えした歌人の田中ましろさんにつくっていただいたものです。
Q ご紹介いただけますか?
「この星の呼吸のように満ち引いて悠と流れる和歌浦のとき」という短歌です。
和歌の浦の干潟の潮の満ち引きと和歌の浦の長い歴史をテーマにしていただいています。歌人の田中ましろさんは、短歌×写真のフリーペーパー『うたらば』を発刊されています。
Q 短歌に詠まれたような和歌の浦の見所はどのようなところでしょうか。
和歌の浦では、和歌の神をまつる「玉津島神社」、紀州徳川家が創建した「紀州東照宮」学問の神様をまつる「和歌浦天満宮」、西国三十三所巡礼の第二番札所の「紀三井寺」のような歴史ある寺社が有名ですが、それ以外にも山部赤人の和歌にも詠まれている、干潟の風景というものが根底にあると思います。
Q 最後に文化振興課から一言メッセージをお願いします。
現在、和歌の浦では、和歌の聖地誕生1300年の今年を契機に、和歌・現代の短歌の文化が和歌の浦、和歌山で盛り上がっていったらいいなと思います。