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1月2月は、「その一歩が、だれかの一生になる。
はたちの献血」をテーマとした、はたちの献血キャンペーンを実施しています。
今回は「献血」について
総務企画課の木口祐子さんに伺います。
Q 献血の必要性及び課題について教えてください。
輸血用血液は、「献血」によってしか確保することができません。
医療技術が進歩した現在においても、人工的に造ることができませんし、長期保存することもできません。そのため、輸血を必要とする患者さんにいつでも血液を届けられるように、献血により新しい血液を確保する必要があります。
輸血用血液は、「献血」によってしか確保することができません。
医療技術が進歩した現在においても、人工的に造ることができませんし、長期保存することもできません。そのため、輸血を必要とする患者さんにいつでも血液を届けられるように、献血により新しい血液を確保する必要があります。
課題は、少子化の影響により、10代〜30代の若年層の献血協力者数が減少傾向にあることです。今後少子化が一層進むと、血液の安定供給に支障をきたす恐れがあります。そのため、患者さんに血液を安定的に届けるためには、今まで以上に若い方々の献血へのご理解とご協力が必要となります。
献血には全血献血と成分献血があります。
全血献血には 400mL献血と、200mL献血があり、血液中のすべての成分を献血していただく方法となっています。
全血献血には 400mL献血と、200mL献血があり、血液中のすべての成分を献血していただく方法となっています。
一方、成分献血には、血小板成分献血と血漿成分献血があり、成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。
主に、移動採血車では全血献血を、和歌山駅前献血ルームでは全血献血に加え、成分献血についても行っています。
献血は、16歳から64歳までの健康な方であれば、どなたでもできます。また60歳から64歳までに献血の経験がある方については、69歳まで献血ができます。
ただし、採血基準を満たしていても、当日の体調不良、服用している薬の種類、一定期間内に予防接種を受けた、3日以内に出血を伴う歯科治療を受けた、4週間以内に海外から帰国したなど、問診結果によっては献血できないことがあります。
Q 最後に市民のみなさまにメッセージをお願いします。
和歌山市役所正面玄関前にて、定期的に移動採血車による400mL全血献血を実施しています。
和歌山市役所正面玄関前にて、定期的に移動採血車による400mL全血献血を実施しています。
次回は、2月27日火曜日に行います。献血の受付は、午前10時から正午、午後1時から午後4時までとなっています。
献血は、輸血を必要としている患者さんのために、健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティアです。市民のみなさまには、献血への、より一層のご協力をお願い致します。