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今回は、紀州郷土芸能の一つであり、和歌山城築城四百年を契機に結成され、伝統文化の伝承と後継者育成を目的として活動されている
黒潮躍虎太鼓保存会の
組頭 宇治田さんに和太鼓について教えていただきます。
Q:今、和太鼓が保管されている場所にいるのですが、色々な種類があるんですね。
そうですね、音も違うし曲によって色々な太鼓を使います。宮太鼓、桶太鼓、締太鼓色々あります。
Q サイズも色々ありますね。せっかくなので音の違いを聴かせていただきたいと思いますが、今、宇治田さんの近くにあるのは何太鼓になりますか?
これは締太鼓といいます。直径が30センチくらいですね。
Q 保管されている太鼓の中では一番小さいかと思いますが、その締太鼓の音お願いします。
(太鼓を叩く音)
Q 高い、澄んだ音ですね。
そうですね、これはリズム的に大太鼓の間に入れるとかして、こういう高い音の楽器ですね。
Q 他にもありますね。こちらは桶太鼓ですが、ホント桶のような形になってますね。
そうですね、昔の桶に皮を張っています。
Q では、桶太鼓の音、お願いします。
(桶太鼓の音)
こういう音です。これは明るい。重い宮太鼓ではなく軽い音なので、明るい曲に使っています。
Q で、気になるのが、大きな宮太鼓があります。お子さんのサイズくらいかなと思うくらいの大きな太鼓なんですが、では、コチラの音お願いします。
(宮太鼓の音)
Q 迫力満点ですね。
はい。大太鼓ってみんな叩くのですが、それぞれ個性があります。同じ太鼓でも自分なりに色々工夫をして演奏しないと、聞いてるお客様が飽きてくるんです。
Q この迫力満点の和太鼓。宇治田さんから見る和太鼓の魅力は何でしょうか?
いやぁ〜、奥が深い。もう43年しているのですが、恒常無限ですね。やっぱり僕たちは背中に視線を受けるんです。それを感じて、それが快感です。
Q さて、太鼓叩いてみたいな、ちょっとやってみたいな〜という方がいれば、どうすれば良いでしょうか?
私は和歌山市立博物館に勤務していますので連絡してもらえれば。あと、木曜日の夜8時くらいからやってるので、博物館まで電話をいただけたら結構だと思います。
明日も引き続きお話を伺っていきす。
ありがとうございました。