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今回は「大雨に備えて」について
地域安全課 井上大輔さんに伺います。
Q:大雨に備えて私たちができることを教えてください。
大きく分けると3つあります。
1つ目は和歌山市防災マップを使って浸水想定を確認することです。防災マップは市報わかやま5月号と一緒に配布しています。もしお持ちでなければ消防局庁舎5階地域安全課、お近くの支所・連絡所、サービスセンターにも置いてあります。また和歌山市HPにも載せていますので、インターネット上でもご確認いただけます。
2つ目は非常持ち出し品や非常備蓄品を用意することです。地震や風水害など災害の種類に関係なく、避難の際に非常持ち出し品は必要となります。避難の際の持ちやすさを考慮してリュックサックにご準備ください。非常備蓄品は被災後の生活に必要となります。どちらも水と食料は必ずご準備ください。
3つ目は避難が必要な場合に慌てないようにマイタイムラインを作成することです。
Q:和歌山市マイタイムラインについて詳しく教えてください。
タイムラインとは、避難に備え「いつ」、「何をするのか」を時系列に沿って決めておく防災行動計画のことです。近年、毎年のように河川が氾濫するような水害が発生しており、人的被害も出ています。そのなかで、よく市民の方は「いつ」「どのタイミング」で避難すればいいのか分からないという声も聞いています。
このマイタイムラインでは、注意報が発令された時に、何をする。警報が発令されたときには何をする。など自分で記入できるようなシートになっています。
「台風が近づいてきたとき」
「大雨が長引いたとき」
「短期間に急激な豪雨が発生するとき」
それぞれの状況に応じた避難を作成できるようになっています。
Q:和歌山市マイタイムラインはどこで確認できますか?
和歌山市のホームページに様式と作成例や作り方も併せて公開しており、ダウンロードできるようになっています。
和歌山市のホームページに様式と作成例や作り方も併せて公開しており、ダウンロードできるようになっています。
また、マイタイムライン作成に向けた出前講座も開催しているので、興味のある方は地域安全課まで、問い合わせてください。
和歌山市防災マップにもマイタイムラインの簡易版を掲載しています。書き込めるようになっておりますのでご家族で作成していただければと思います。
風水害の被害に遭われた方のインタビューを見ると、まさかこんなところまで水がくると思わなかったといっています。そのまさかという認識が逃げ遅れに繋がります。また、風水害は地震と違って、ある程度事前に情報が取得できるので、何も起こらないからやらないのではなく、平時だからこそできることやっていただけたらと思います。
■地域安全課問い合わせ 073-435-1005