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今回は「熱中症」について
警防課の田村隆幸さんに伺います。
Q:熱中症は、どのような病気なのでしょうか。
暑い環境の中、作業や運動、日常生活を行うことで、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かないことにより発症するさまざま障害を総称して熱中症といいます。
暑い環境の中、作業や運動、日常生活を行うことで、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かないことにより発症するさまざま障害を総称して熱中症といいます。
Q:昨年は、何名くらいの人が熱中症で救急搬送されていますか。
昨年令和4年は、4月から10月までの間に278名の方を熱中症で救急搬送しました。令和3年と比べて、100件以上も搬送が増加しています。
例年、6月頃から熱中症による搬送が増え始め、7月、8月にピークとなる傾向にあります。今年もすでに数名の方を熱中症で搬送しており、「まだ夏じゃないから大丈夫」などと油断することなく、早め早めに熱中症対策を行うことが肝心です。
Q:熱中症はどんな時、どんな人がなりやすいのでしょうか。
熱中症は気温が高い時や屋外だけで起きるわけではありません。
熱中症は気温が高い時や屋外だけで起きるわけではありません。
湿度が高い時、日差しが強い時、風が弱い時、急に暑くなった時などは、リスクが高くなります。環境省と気象庁が連携し、各地の暑さ指数から熱中症の危険性を予測し、暑さ指数が特に高くなる日には、「熱中症警戒アラート」が発表されますので、熱中症予防に役立てて頂ければと思います。
また、高齢者の方は、体温調節機能の低下や暑さも感じにくくなるなど、熱中症のリスクが高くなります。実際、令和4年に熱中症で搬送された方の内、約5割は高齢者の方でした。
高齢者の方ほど積極的に熱中症対策を行うことが重要です。
高齢者の方ほど積極的に熱中症対策を行うことが重要です。
Q:どのような対策をすれば、熱中症を予防できるのでしょうか。
対策として、3点お伝えさせていただきます。
1点目は、水分補給です。脱水症状にならないよう、のどが渇いていなくても、早め早めの水分補給を心掛けましょう。
2点目は、エアコンの使用です。熱中症は屋内でも十分起こるため、室内の温度をこまめにチェックし、暑い日には冷房を積極的に使用して、室温を28℃前後に保つようにしましょう。
3点目は、運動です。1日1回汗をかく運動をして、暑さに備えた体力作りをしましょう。ただし、暑い日中は避け、早朝や夕方などに行いましょう。
対策として、3点お伝えさせていただきます。
1点目は、水分補給です。脱水症状にならないよう、のどが渇いていなくても、早め早めの水分補給を心掛けましょう。
2点目は、エアコンの使用です。熱中症は屋内でも十分起こるため、室内の温度をこまめにチェックし、暑い日には冷房を積極的に使用して、室温を28℃前後に保つようにしましょう。
3点目は、運動です。1日1回汗をかく運動をして、暑さに備えた体力作りをしましょう。ただし、暑い日中は避け、早朝や夕方などに行いましょう。
Q:最後に警防課から一言お願いします。
熱中症対策を行い、予防することで、一人でも多くの市民の方が笑顔で健やかな毎日を送れることを心から願っています。
熱中症対策を行い、予防することで、一人でも多くの市民の方が笑顔で健やかな毎日を送れることを心から願っています。
熱中症予防に関することを和歌山市消防局のホームページに掲載していますので、是非ご覧ください。