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子どもたちや地域の方が気軽に立ち寄れて、
わいわい食事をしたり、遊んだりできる場所が「こども食堂」です。
和歌山市には約20ヶ所子ども食堂があります。
今日は、その中から「おのみなとこども食堂」さんを
わいわい食事をしたり、遊んだりできる場所が「こども食堂」です。
和歌山市には約20ヶ所子ども食堂があります。
今日は、その中から「おのみなとこども食堂」さんを
ご紹介します。
お話を岡 定紀さんに伺います。
Q この子ども食堂運営にあたり色々な背景あったんじゃないでしょうか、その辺り教えていただけますか
2018年の4月に始めたのですが、遡ること2年前、ちょうど熊本地震があった時に、地域で復興支援バザーというのをしました。その時に高齢者の方とかが結構大変喜んでくれて「次はいつやるんですか」とか「是非、連絡ください」とか、そういう声をいただきました。
2018年の4月に始めたのですが、遡ること2年前、ちょうど熊本地震があった時に、地域で復興支援バザーというのをしました。その時に高齢者の方とかが結構大変喜んでくれて「次はいつやるんですか」とか「是非、連絡ください」とか、そういう声をいただきました。
こういう地域交流的なことは結構喜ばれる方が多いんだな、ということに気づき、それを定期的にしていた時に「子ども食堂」というのが地域交流にもなっている、ということを知りました。これなら気軽に始められる、と思いまして、始めたのが2018年、というのが背景です。
うちの地域でも一人暮らしの高齢者の方が増えてきています。私もこの地域で生まれ育ったのですが、子供の頃と比べても、その地域とのつながりというのが随分なくなってきたということを実感しています。
私も子供を持つ親なのですが、他の子供に、学校から帰ってくる子供に気軽に声をかけづらいような感じもあります。私ですらそう思うのですから、高齢者の方がもっと気軽に子供と接していけるような機会が、実は欲しいのではないかな、と感じています。
私が子供の時は公園に行けば、もっと、おばちゃんやおじちゃんがいました。それが、子供の数が減った、というのもあるのですが、そもそも地域の繋がりがなくなってきている、というのも背景にあり、「子供」と「食事」というこの二つのキーワードで、これほど地域が繋がっていくのかと、改めて実感している次第であります。
また、「子は鎹(かすがい)」ということわざがありますが、まさに子は地域の鎹と言うか、私達自身も大人同士が繋がりにくくなっている中で、子供のおかげで繋がらせてもらっている、という思いもあります。
私達は本当に子供の笑顔を見て癒されますし、明日への元気ももらえますし、そういう意味でも(こども食堂は)私たちのためにもなってるな、と思ってます。
明日は引き続きこども食堂の具体的な内容について伺っていきます