2022年02月03日

2/3放送 家庭内の災害対策B

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

令和3年12月から令和4年3月まで、毎月1回 「家庭内の災害対策」について地域安全課に紹介してもらいます。 今回は第3回目となります。和歌山市地域安全課の三宅洋祐さんです。


防災マップ(津波).JPG


Q:家庭内における災害対策として本日はどのようなことをお話しいただけるのでしょうか?

本日は、災害時の避難についてお話させていただきます。大規模災害が発生した際には、安全な場所へ避難する必要があります。
「避難」とは、『難』 を 『避』 けることで、 小中学校などの避難所にいくことだけが避難ではないということを覚えておいてください。

Q: 避難所に行かない避難もあるということでしょうか?

はい、あります。 まずは、ハザードマップで自宅が 「浸水する区域にある」か 「浸水しない区域にある」かを確認してください。

また、避難所を掲載していますので、自宅周辺の避難所も確認してください。

浸水する区域に住んでいる方は浸水しない場所を目指してください。浸水しない区域に住んでいる方は災害が発生した場合であっても、必ずしも避難所まで行く必要はなく、自宅の安全な場所に待機しても構いません。

Q: 避難する際に目安はありますか?

和歌山市のハザードマップを見ていただきたいのですが、 避難場所の安全レベルを☆マークで表しています。 ☆1~3で表示しており、☆3が一番安全な避難場所です。

避難の考え方としては、まずは☆3を目指し、☆3まで避難できる余裕がない場合は、☆2を目指し、 ☆2まで避難できる余裕がない場合は☆1を目指します。

地震の時と風水害で安全レベルが異なる避難場所があるので、各ハザードマップで確認してください。



津波安全レベル.JPG


Q:各ハザードマップということは何種類かあるということでしょうか?

洪水マップ.JPG

和歌山市では、 災害種別ごとに作成しており、津波、土砂災害、洪水、内水、ため池のハザードマップがあります。 災害の種類によって避難する場所が変わってくる可能性があるので、各ハザードマップで自宅周辺の災害リスクを確認してください。

風水害安全レベル.JPG



Q:最後に地域安全課からひと言お願いします。

各ハザードマップは地域安全課や各支所連絡所、サービスセンターで配布しています。 また、 市のHPでも確認いただけます。

過去の大規模災害では避難が遅れて亡くなる方がいます。今日を機会に自分はどこ避難すればいいのかということをもう一度確認してほしいと思います。
posted by ゲンキ和歌山市 at 08:00| 和歌山 ☀| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする