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今回は和歌山市初の高校生消防団員の
新谷彰太さんに伺います。
(消防団員のお父様とともに)
◆入団のきっかけについて教えて下さい!
僕が生まれる前から、父は消防団員として活動しています。仕事が忙しい時でも、災害現場に向かう父の姿が今も記憶に残っています。
そんな父の様になりたくなかったのですが、18歳になった時に入団を強くすすめられ、入団を決意しました。
◆消防団活動は、どの様なものですか?
消防団とは、自分たちの住む地域の安心・安全を守る組織です。消防防災のリーダーとして、地域に密着し活動を行っています。
基本的な活動は、 防火防災の広報活動や、風雨災害時は地域の巡回、火災時の消火活動、人命救助などを行います。また、月に1回機材の点検もかねて放水訓練などを行っています。
◆新谷さんは、 和歌山市初の高校生消防団員という事ですが、 高校生と両立することで苦労した事はありますか?
高校生活との両立に全く問題はありません。先生も消防団活動を応援してくれています。 学校は3時半頃に終わるので、その後、活動があれば普通に参加できます。訓練や地域活動は、土日の関催が多いので問題なく参加できます。
◆入団されたのが今年の10月ということですが、 災害での活動は既にされましたか?
10月3日に六十谷水管橋破損にともなう、長期にわたる断水時には、給水所にて、ポリタンクの積み降ろしのお手伝いや、 込み合う駐車場の交通整理を行いました。 また、10月10日の給水開始時には、地域住民に消防車で広報活動を行いました。
◆実際活動されているということで、入団して良かったことはありますか?
まだ入団してそんなに経っていませんが、何人か父の友達で僕の小さな頃から知ってくれている人も居てるので、 とても優しくしてくれ、楽しく活動できています。
また、近所の人に声を掛けていただく事も多くなりました。自分が住む地域で消防団活動をしていて本当に良かったと思います。
◆今後どの様な消防団員になりたいか教えてください。
全国的に団員数が少なくなっていると聞きました。 中でも若い世代がかなり少なく、 今回和歌山市初の満18歳の高校生が入団させて頂いた事で、 僕ら世代にも消防団に興味を持ってもらえる様にPRをしていけたらなと思っています。
何より、地域住民が安心・安全に生活できるように、微力ながら一生懸命頑張っていきたいと思っています。
【お問い合わせ先】
和歌山市消防総務課
☏073‐426‐0119