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今回は、「和歌山市民憲章の制定日」について
和歌山市市民生活課の沼丸慶介さんに伺います。
◆和歌山市民憲章のはじまりについて教えてください。
昭和40年頃の日本は、高度成長の時代であるとともにその歪みとして青少年の非行や助け合い精神・公徳心の欠如などの問題が顕在しつつある時代でもありました。
その中で、市民が愛唱し、実行できる身近な誓い・合言葉を定めることで和歌山市をより明るく住みよい町にできるのではという意見が出され、昭和40年10月29日には和歌山市民憲章制定準備委員会が発足し、その中の起草委員により市民憲章の草案が作成されることに至りました。
のち、世論調査やアンケートなどで市民の皆様の意見もはかったうえで、昭和41年11月3日の文化の日に制定されました。
◆市民憲章の啓発のため、どのようなことをされていますか?
市民憲章硬筆競書会の開催・優秀作品の表彰、紀州おどりでの市民憲章本文を載せたのぼりの掲出、庁内外各課での市民憲章啓発用ポスターの掲示、市報わかやまへの毎月の掲載や11月号での特集記事の掲載・動画モニターの活用などで啓発に努めています。
◆市報わかやま11月号で市民憲章碑について掲載されていましたが、市内のどこに建てられていますか?
JR和歌山駅前、秋葉山公園前、旧市民会館前、市民体育館前、松下体育館前、河南総合体育館前、市役所本庁舎前の7か所に建てられています。お近くで見かけたらぜひ足を止めてゆっくりご覧になってください。
◆では、最後に和歌山市民憲章を読み上げてください。
◇わたくしたちは、和歌山市民であることに誇りをもち、平和で豊かなまちをつくるため、市民の心がまえを定めます。
1 自然を愛し、きれいなまちをつくりましょう。
2 互いにたすけあい、希望にみちたまちをつくりましょう。
3 きめごとを守り、人に迷惑をかけない市民になりましょう。
4 仕事に誇りをもち、たくましい市民になりましょう。
5 教養を高め、視野の広い市民になりましょう。
◆市民の皆さんへメッセージ。
11月3日は和歌山市民憲章の制定日です。私たちのまちを魅力あるものとするためにも、憲章を様々な場面で想起しその理念を実践していただきますようお願い致します。
【お問い合わせ】
和歌山市市民生活課 ☎073-435-1045
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