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今年、和歌山県で初開催される
紀の国わかやま文化祭2021で開催される
「小倉百人一首競 技かるた全国大会」 について、
和歌山県かるた協会の会長 中筋 規江 さん にご出演していただきます。
Q : 早速ですが、「小倉百人一首競技かるた全国大会」とは、どのような内容なのでしょうか?
都道府県対抗団体戦になります。5人対5人で対戦し、3勝したチームが勝ちになります。ほとんどの都道府県が参加します。また全員和装の
華やかな大会です。
全国から都道府県代表チームが参加し、各チーム5人制による団体戦行い 日本一を競う大会です。 5人のうち3勝以上のチームが勝ち進んでいきます。 今年は45の都道府県が参加する予定です。 競技かるたの大会は 「個人戦」が多い中、この大会は数少ない 「団体戦」の一つです。
Q:今年のいつ、どこで開催されるのでしょうか?
11月6日(土)と7日(日)に和歌山県立体育館で行われます。 6日 (土)には予選リーグが、 7日 (日)には勝ち上った16チームによる決勝トーナメントが行われます。
Q : では、小倉百人一首競技かるたの魅力について教えてください。
競技かるたは、畳の上の格闘技と言われる程、激しいスポーツです。平安貴族が優雅に札を抑える姿とは大きく異っていまして、体力、気力、暗記力、集中力、精神力が要求される激しいスポーツのようなものです。
特に1試合1時間半ほどかかりますので、勝ち進んでいくと何試合もすることになるのでまず体力が必要となります。 また、多くの方々は百人一首と言えば100枚全部使っていると思いがちの様ですが、競技かるたは50枚だけを使って自陣25枚・敵陣25枚ずつに分けて取り合います。
但し読み手 の方は100枚全部読みますので、2枚に1枚の割合で場にない 「空札」 が登場します。 読まれても場にない札がありますので、この空札が、勝敗のカギを握ることもあります。 読手の声に全神経を集中させ、次の札が読まれる静寂の時間と読手が一字読んだ瞬間に札をはねる凄まじさは、かるたの醍醐味だと思っております。
Q:最後に「小倉百人一首競技かるた全国大会」についてPRをお願いします。
全国から有力選手が集まり、全員が和装の華やかな大会となります。ぜひ会場で競技かるたの世界をお楽しみください。 和歌山は競技人口が少なく、他府県に比べるとまだまだ発展途上だと思います。なので、この国民文化祭を機会に競技かるたに親しむ方が増えて欲しいと思っています。
【お問い合わせ】
和歌山市文化振興課 ☎073−435−1194
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