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今回は「不用品の回収にご注意!」ということで
和歌山市 市民生活課の窪田義孝さんに伺います。
Q:最近はどのような消費者トラブルが発生していますか?
「古着などの不用品を回収する」と訪問してきた業者に、貴金属を出すよう強要されて安く買い取られてしまったり、不用品の処分費用を請求されるというトラブルが発生しています。
Q:具体的にはどのようなものですか?
相談事例を紹介します。
男性が家に訪ねてきたので玄関まで出ると、説明もなく家に上がり込んで引き出しを開け始めた。そのうち、別の男性が来て鍵付きの引き出しを無理やり開けようとした。引き出しを壊されるのではないかと思って鍵を開けると、中にある貴金属数点を取り出し、確認や説明もなく契約書に名前を書かされた。買取り代金を渡され「1週間以内であればクーリングオフできる」と言って貴金属数点を持って帰ったという事例です。
Q:このような手口には、どのような点を注意すべきですか?
電話で訪問の約束をした後に、やっぱり断ろうと思っても業者の連絡先が分からなかったり、買い取られた後から業者に返品を求めてクーリングオフをしても「処分した」と言われて、物品が帰ってこない場合があります。
電話をかけてきたり、突然訪問してきた業者は相手にせず、玄関にはしっかりと鍵をかけて家の中に入れないようにしてください。勝手に家に入られたり、脅されるような言動をされたり、身の危険を感じた場合にはすぐ警察や周りの人に連絡しましょう。
このようなトラブル以外にも、不安に思った場合やトラブルになった場合は消費生活センター(073−435−1188)や消費者ホットライン(188)へ連絡してください。