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今回は「市役所職員をかたった還付金詐欺」について
和歌山市市民生活課の窪田義孝さんに伺います。
Q:最近はどのような消費者トラブルが発生していますか?
市職員を名乗った還付金詐欺の被害が報告されています。
Q:どういった手口ですか?
自治体職員や金融機関のふりをして、「健康保険料の還付がある」「医療費の払い戻しがある」などと言って、還付金の受取手続きのために携帯電話とキャッシュカード等を持ってATMに行くよう誘導し、消費者に振り込みをさせてお金を騙し取る手口です。
事例を紹介します。
和歌山市職員を名乗る男から「介護保険料の過払い分を返金したい」といった電話がありました。男の指示で最寄りのATMに向かうと、携帯電話にコールセンターを名乗る男から電話があり、言われるがままにATMを操作し、多額の現金を振り込んで騙し取られるという詐欺事件が発生しました。
Q:このような手口には、どのように注意すべきですか?
市役所の職員が、本人に直接電話をして、ATMの操作をお願いしたりすることは一切ありません。そのような電話がかかって来た場合は、個人情報など言わず、すぐに電話を切ってください。また、メールなどで還付金があるという連絡があっても返信や連絡をしないよう十分注意してください。
Q:詐欺の電話があった場合は、どこに相談すればよいでしょうか?
還付金詐欺に関する電話があった場合は、すぐに警察の特殊詐欺被害防止専用ダイヤル(0120−508−878)「これはわなや」や消費生活センター(073−435−1188)に電話するなど、周囲に相談してください。