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今回は、市民税・県民税の申告に関するお願い・お知らせについて
和歌山市市民税課の松尾遥菜さんに伺います。
Q:令和3年度の市民税・県民税の税制度は、
どういった改正が行われるのでしょうか。
令和3年度からの改正点について、2点に絞ってご説明いたします。
まずは控除金額の改正です。
給与所得控除および公的年金等控除の金額が10万円引き下げになり、
基礎控除の金額が10万円引き上げになります。この改正に伴い、非課税基準や扶養親族等の所得金額要件に関しても、10万円の引き上げになります。
次に、ひとり親控除の創設です。寡婦(夫)控除が見直され、婚姻歴や性別に関わらず、生計を一にする子どもがいる方は、所得が500万円以下で、住民票の続柄に未届の夫、または妻の記載がなければ、控除が適用できます。これにより、今まで寡婦控除が適用できなかった未婚のひとり親の方についても、控除が適用されます。
Q:これから市民税・県民税の申告時期が始まりますが、
新型コロナウイルス感染症の予防・対策として行う取り組みはありますか。
市民税課では2月8日(月)から、3月15日(月)まで市民税・県民税の申告を受け付けます。申告時期は窓口が混雑し、密になる可能性が高くなりますので、主に3つの取り組みを行います。
1つ目は、郵送申告の推奨です。感染リスクの低減になりますので、申告書に必要事項を記入し資料を添付の上、郵送での提出にご協力ください。
2つ目は、混雑ランプの開始です。和歌山市ホームページから混雑状況の確認ができます。青が空き、黄がやや混雑、赤が混雑と3色で混雑状況を表していますので、ご自宅や外出先での確認にご活用ください。
3つ目は、市民税・県民税の申告会場の追加です。人の集中を和らげるために、今年は市役所・一部の支所に加えて、2月17日(水)に南コミュニティセンターで、3月4日(木)に河北コミュニティセンターで申告を受け付けます。
Q:市民の皆様へメッセージ。
今回紹介したのは、主な税制改正の内容の一部です。詳しい内容については、市報わかやま1月号や和歌山市ホームページをご覧いただくか、
市民税課までお問い合わせください。
最後に、来庁時のご案内です。
待合場所に限りがございますので、できる限りお一人での来庁にご協力ください。その際は必ずマスクの着用、手指の消毒をお願いいたします。また、体調のすぐれない時は来庁をご遠慮ください。
混雑状況により、受付時間内であっても受付を中断する場合がございますのでご了承ください。
【お問い合わせ】
和歌山市市民税課
☎073-435-1063