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麻しん・風しんの予防接種
について、保健対策課の橋本和佳子さんに伺います。

◇麻しん・風しんについて
麻しんは、春から夏にかけて流行する病気で発熱・咳で発病し、2〜4日で高熱とともに発疹が出てきます。非常に感染力が強く、脳炎や肺炎を合併し、重い後遺症を残すこともあります。また、手洗いやマスクでは予防できません。
風しんは、比較的軽症の病気ですが、まれに脳炎を併発することがあります。また、免疫のない女性が妊娠初期に風しんに感染するとお腹の赤ちゃんに影響を及ぼす場合があります。
近年でも麻しん患者の発生は報告されています。感染者の中には予防接種をされている方もいますが、多くは予防接種を受けたことのない方です。麻しんは感染力が強いため、予防接種で予防することが有効です。
◇予防接種について
無料接種の対象となるのは、1歳児と、幼稚園や保育園の年長児です。1歳児は、2歳の誕生日の前日まで。年長児は、今年度は「平成26年4月2日〜平成27年4月1日生まれ」のお子さんで、接種期限は、就学前の1年間で令和3年3月31日までとなっています。接種期限を過ぎた場合は、全額自己負担で約1万円の接種料金がかかりますので、ご注意ください。
接種場所は、和歌山市内の協力医療機関です。事前に、医療機関に予約の上、母子健康手帳・予診票を持って受診してください。予診票は、母子健康手帳交付の際に冊子をお渡ししています。お持ちでない場合は再発行できますので、母子健康手帳を持って和歌山市保健所やお近くの保健センターにお越しください。
◇お問合せ先
・和歌山市保健所 保健対策課 073−488−5118
・和歌山市感染症情報センターのHP(⇒こちら☆)