再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
まちかど通信。今週は安原地区をご紹介します。
安原八幡神社の宮司、大畑弥さんにお聞きします。
■神社の由来
和歌山市相坂にある
「安原八幡神社」は西暦961年創建。
・応神天皇(おうじんてんのう・第15代天皇)
・神功皇后(じんぐうこうごう・応神天皇の母)
・武内宿禰(たけうちのすくね・家臣)
の3神を祀っています。
御利益@「必勝」
太古の昔、3神は朝鮮半島で連戦連勝。
武勲にあやかり、必勝の神様と言われています。
御利益A「健康長寿」
武内宿禰は300歳まで生きた(!)
との伝説があるそうです。
■四季折々の祭祀
・春祭り
田植えを前に五穀豊穣を願い巫女が「里神楽」を奉納。
・夏祭り
暑い夏の健康を願う。夜店やカラオケ大会で賑わう。
・秋祭り
安原八幡神社最大の祭事で、五穀豊穣に感謝する。
神社の約500m南にある御旅所(武内神社)まで、
総勢約300人が、神輿や獅子舞、稚児行列などの
時代行列を行う。現在は5年に1回実施しており、
来年(2020年)が実施年にあたる。
・火焚き祭り
古いお札などをお焚き上げして1年の穢れを祓い、
その年を締めくくる祭事。
「安原八幡神社は、安原地区の東半分が氏子地域です。
地域のみんなが幸せに暮らせること、
この地域がますます栄えることを祈っています」
と話して下さいました☆
■番外
「武内宿禰産湯の井戸」(たけうちのすくねうぶゆのいど)
安原八幡神社近くの「武内神社」には、武内宿禰の
産湯に使われたとされる井戸が残されています。
その長命で長く天皇家に仕え功績を上げた武内宿禰に
あやかろうと、紀州徳川家では子どもが生まれた際、
この井戸の水を産湯に用いたそうです。