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火曜日は「まちかど通信」。今週は三田地区をご紹介します♪
和歌山市坂田の「了法寺(りょうほうじ)」を訪ねました。
地元では「坂田のおしゃかさん」として親しまれています。
この日は3月15日で、年に1度の「涅槃会(ねはんえ)」の日です。
副住職の小林慈幸(こばやしじこう)さんに伺います。
とっても素敵なお名前ですね


「涅槃会」とは、お釈迦様が80歳で亡くなった
2月15日に行われる仏教のお祭りです。
了法寺では、1か月遅れの3月15日に行う慣習で、
この日は地元の方々が大勢お参りしていました。
そして年に1度、
「釈迦如来像」が安置されている「釈迦堂」が
開帳される日でもあります。中をのぞくと…

中央に横たわっているお釈迦様の周りに
たーーーーーくさんの小さな仏像が👀その数およそ千体!
これは「立体涅槃群像」で、お釈迦様の弟子や動物たちが
お釈迦様の死を悼んでいる場面を表しています。
みんな悲しそうな表情をしていますが、
1体だけ大きな口を開けて笑っているように見える仏像が。

これがあの「天邪鬼(あまのじゃく)」で、
「わざと周囲に逆らう言動をするひねくれ者」という意味の由来です。
そして「涅槃会」に合わせて了法寺の境内では
雑貨や軽食を販売する出店が並び
「手作りマルシェ」が開かれていました!

これは「『寺』というイメージを脱却し
もっと気軽に立ち寄ってもらいたい」という副住職の思いから。
「立体涅槃群像」を保有している寺院は
国内に2か所しかないそうです。貴重ですね!!

あなたも、来年の3月15日はぜひ☆