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月曜日は「暮らしのゲンキ」
4月2日は「世界自閉症啓発デー」に合わせた
和歌山城ブルーライトアップについて
障害者支援課の岩橋東吾さんにお話を伺いました。
![和歌山城ブルーライトアップ[5197].jpg](https://genki-wakayamashi.up.seesaa.net/image/E5928CE6AD8CE5B1B1E59F8EE38396E383ABE383BCE383A9E382A4E38388E382A2E38383E383975B51975D-thumbnail2.jpg)
平成19年の国連総会で、
4月2日を「世界自閉症啓発デー」とすることが決議され、
全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが
行われています。
特にシンボル的な事業として、
世界各地の名所旧跡において、希望と癒しを表す青色で
ライトアップが行われています。
日本では、4月2日から8日を「発達障害啓発週間」として
東京タワーや大阪の通天閣などでブルーライトアップや
シンポジウムの開催などさまざまな啓発普及活動が行われており
和歌山市においても。市のシンボルである和歌山城を
ブルーにライトアップし、自閉症について理解を深める啓発活動を行っています。。
自閉症の原因は、まだ特定されていませんが、
多くの遺伝的な要因が関与して起こる、生まれつきの脳の機能障害が
原因と考えられています。
環境や親の育て方によるものではありません。
また、自閉症は症状の軽い人も含めると100人に1人いると言われています。
自閉症には、対人関係や社会性の障害、コミュニケーションの障害、
想像力の障害(こだわりが強い)といった
3つの特徴があります。
その障害のある人の感覚や行動について、
誤解を招くことが多く、より一層の理解が求められます。
自閉症の人には、会話が苦手な人が多くいます。
このため、その人の発達に応じた分かりやすい説明をお願いいたします。
たとえば、その人が理解できる言葉を使ったり、写真や絵などを添えて
説明したり、短い表現で話すことで理解しやすくなります。
また、人ごみや大きな音、光といった刺激を苦手な人が多くいます。
このような不快感を増幅させないよう、安心できる環境を作ってあげて
ください。
和歌山城ブルーライトアップは、
4月2日(火)午後6時から午後11時まで。
ちょうど桜が咲き乱れる真っただ中
和歌山城がブルーにライトアップされるという
特別な演出がなされます。
是非この機会をお見逃しなく。
また当日は、啓発用チラシを配るとともに
午後6時半から9時まで
市役所14階を一般開放し、
自閉症関連の書籍や自閉症の方が描いた絵などの
作品を展示して、自閉症の啓発を行います。
この機会に1人でも多くの方に、
自閉症について正しい理解と認識を深めていただき、
障害の有無にかかわらず、誰もが幸せに暮らせる和歌山市を
目指して行ければと願います。
明日も「暮らしのゲンキ」をお届けします。