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「まちかど通信41」
今回は「今福地区」をご紹介しています、
今日は緊急避難対策活動について
「特定非営利活動法人 愛福会」
理事の木下孝昭さんにお話を伺いました。
愛福会はまちづくりにとりくむ会として
6年前からスタートしました。
平成24年9月に「まちづくり提言書」を提出していますが
まちづくりの目標として
「災害」「安全・安心」「次世代」
「美しい・魅力」の4つの目的を掲げています。
中でも「安心・安全」は、喫緊の課題ととらえ、
ワークショップなどを取り入れ、避難対策を進めてきました。
そんな中、
市・総合防災課から配布された
防災マップの「地震・津波今福地区詳細図」では、
津波到達地区は、
今福では5自治会西側の約半分となっています。
これに限定すれば、
避難場所も避難経路も確定が容易ではないかと考え、
「限定5自治会避難対策活動」
として見直しました。
そこで、5自治会が自主的に独自の非難計画を作成し、
市の地域安全課のご協力をいただいて検討し、
これに基づいて、昨年5月、
自主参加のもと訓練を実施しました。
お天気はあまり良くなかったものの
100人を超える住民の皆さんが参加してくださいました。
訓練の後、有志で意見を交換しましたが、
今までは「ああでもない、こうでもないと思うばかりで
不安であったが、実際に歩いてみて安心できた。」
という言葉が多かったことも。
「ひと安心しました。」と木下さん。
もう一つは訓練終了後、
3自治会から避難経路の変更の申し出があったようです。
現在、市の方と協議していますが、
感触では官民協働で実施できる見込みです。
訓練は有意義であったと木下さんは胸をなでおろし、
「これも訓練実施の成果だと自負しています。
しかし、これで終わりではなく
引き続きチャンスがあれば訓練を実施したい。
地区の皆さんの関心も高まっていますので
やってゆきたい。」
と意気込みを話してくださいました。
また、このところ大きな被害が相次いでいる
風水害についても他の自治会とも話し合いをしながら
取り組んでいきたいと考えているとのこと。
行動に移すことで、実際に歩いてみて
眼で見ることで、再度認識を深めることが出来る
今回の訓練は良かったとおっしゃっています。
ところで、木下さんは海南のご出身。
今福地区にお住まいになって48年です。
しかし、
「もっと古くから住まれている方も多くいらっしゃいますので
そういった方たちの知恵をお借りしてやっております。
地区としては、市役所や病院なども近く、
自転車で行ける範囲なので、
住みやすくとても便利なまちだと思っています。」
とおっしゃっていました。
「今福連絡所」はこちらをクリック!
明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに。
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