2019年02月07日

2/7放送「まちかど通信37」〜防災公園の清掃と避難訓練〜中之島地区☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

「まちかど通信37」
今回は中之島地区をご紹介しています。
今日は、連合自治会長として6年目。
中之島地区連合自治会長 白井公雄(まさお)さん
お話を伺いました。

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平成29年5月に、和歌山市で初めての防災公園
中之島地区にできました。

JR紀和駅前の「紀和駅前公園」です。
紀和駅の高架下を利用した全長700メートルの細長い公園です。

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「防災公園」というだけあって、
公園内の遊具などにもさまざまな工夫が凝らされています。

例えば、大きなホロを被せると、すぐに泊まることが出来たり
救護所としても活用できる「防災パーゴラ」

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非常用のコンロになるベンチ。

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また、災害時のトイレも数多く整備されています。

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大地震などいざという時の避難所になるこの公園は、
避難者にとってとても便利な公園です。

そこで、地区の皆さんもこの公園を大切にしています。

駅前とあって、中之島地区の玄関口になる公園。
自治会や各種団体の皆さんで、週に1度など定期的に清掃を行って
とても美しく保たれています。

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近くの企業や個人の方で、熱心に毎日掃除される方も
いらっしゃるようです。

また、この公園が出来て、地区の皆さんの防災への意識を高めようと
昨年11月11日(日)に、中之島地区連合自治会をはじめ、
消防団・防火委員会、婦人会、婦人防火クラブなどの協力のもと、
初めての自主避難訓練が行われました。

「おかげさまで329人の方にご参加いただきました。
今後は毎年1回チームワークがとれるような訓練を
行ってゆきたいと思います。」

と白井さん。

多くの皆さんが参加された防災避難訓練。
新たな課題も見えてきたようです。

「中之島地区には、従来の避難場所である小学校だけでなく
県立体育館防災公園もあります。
どれも活用できるように考えていくことが課題ですね。」

とおっしゃいます。

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ところで、中之島地区では、毎年7月14日・15日に
志磨神社で行われる夏祭りが有名です。

和歌山市内でも、港まつりに次いで、多数の夜店売店が出店され
家族連れや子どもたちが楽しむお祭りです。
白井さんが子どものころにはすでに行われていたとのこと。

また、神社の境内では「奉納演芸」で盛り上がります。
ものまね、マジック、漫才、のど自慢など盛りだくさんなプログラム。

「昔はもっとにぎやかでした。
夜遅くまで、私の家まで歌声が聞こえてきました。
今と違い、カラオケもない時代は生バンドの演奏での歌でした。」

と懐かしそうに話してくださいました。

中之島は、市駅もJR和歌山駅も、どちらも歩いて15分くらいという
とても便利なところに位置しているため
中之島に住みたいという方も多くいらっしゃるようです。
紀和駅だけでなく、紀伊中之島という駅もある中之島地区。

しかしその反面、高齢化が進んでいるのが現状。

「私としては、活気のある街にしてゆきたいと願っています。
そのために、男性の方にも積極的に外に出てきていただけるように
【男の居場所】をつくりたいと思っています。」

と白井さんは話してくださいました。

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男性がひとりでも気軽に来ることが出来る「男の居場所」。
是非実現させていただきたいですね。


明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに。



posted by 和歌山 at 07:25| 和歌山 ☀| まちかど通信(2018) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする