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「まちかど通信37」
今回は中之島地区をご紹介しています。
今日は、連合自治会長として6年目。
中之島地区連合自治会長 白井公雄(まさお)さんに
お話を伺いました。
平成29年5月に、和歌山市で初めての防災公園が
中之島地区にできました。
JR紀和駅前の「紀和駅前公園」です。
紀和駅の高架下を利用した全長700メートルの細長い公園です。
「防災公園」というだけあって、
公園内の遊具などにもさまざまな工夫が凝らされています。
例えば、大きなホロを被せると、すぐに泊まることが出来たり
救護所としても活用できる「防災パーゴラ」
非常用のコンロになるベンチ。
また、災害時のトイレも数多く整備されています。
大地震などいざという時の避難所になるこの公園は、
避難者にとってとても便利な公園です。
そこで、地区の皆さんもこの公園を大切にしています。
駅前とあって、中之島地区の玄関口になる公園。
自治会や各種団体の皆さんで、週に1度など定期的に清掃を行って
とても美しく保たれています。
近くの企業や個人の方で、熱心に毎日掃除される方も
いらっしゃるようです。
また、この公園が出来て、地区の皆さんの防災への意識を高めようと
昨年11月11日(日)に、中之島地区連合自治会をはじめ、
消防団・防火委員会、婦人会、婦人防火クラブなどの協力のもと、
初めての自主避難訓練が行われました。
「おかげさまで329人の方にご参加いただきました。
今後は毎年1回チームワークがとれるような訓練を
行ってゆきたいと思います。」
と白井さん。
多くの皆さんが参加された防災避難訓練。
新たな課題も見えてきたようです。
「中之島地区には、従来の避難場所である小学校だけでなく
県立体育館や防災公園もあります。
どれも活用できるように考えていくことが課題ですね。」
とおっしゃいます。
ところで、中之島地区では、毎年7月14日・15日に
志磨神社で行われる夏祭りが有名です。
和歌山市内でも、港まつりに次いで、多数の夜店売店が出店され
家族連れや子どもたちが楽しむお祭りです。
白井さんが子どものころにはすでに行われていたとのこと。
また、神社の境内では「奉納演芸」で盛り上がります。
ものまね、マジック、漫才、のど自慢など盛りだくさんなプログラム。
「昔はもっとにぎやかでした。
夜遅くまで、私の家まで歌声が聞こえてきました。
今と違い、カラオケもない時代は生バンドの演奏での歌でした。」
と懐かしそうに話してくださいました。
中之島は、市駅もJR和歌山駅も、どちらも歩いて15分くらいという
とても便利なところに位置しているため
中之島に住みたいという方も多くいらっしゃるようです。
紀和駅だけでなく、紀伊中之島という駅もある中之島地区。
しかしその反面、高齢化が進んでいるのが現状。
「私としては、活気のある街にしてゆきたいと願っています。
そのために、男性の方にも積極的に外に出てきていただけるように
【男の居場所】をつくりたいと思っています。」
と白井さんは話してくださいました。
男性がひとりでも気軽に来ることが出来る「男の居場所」。
是非実現させていただきたいですね。
明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに。
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