2018年03月29日

3/29放送「小学校訪問(最終回)」安原小学校吉原分校120年間ありがとう☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

今日は「小学校訪問」シリーズ最終回。
和歌山市立安原小学校吉原分校
「分校休校式典」の様子をお伝えします。


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120年の歴史を持つ吉原分校は
今年度末(3月31日)をもって休校となるため
3月25日(日)、
「分校休校式典」が開かれました。

校庭には朝から、
これまでの卒業生や地元の方たちが大勢詰めかけ、
懐かしい学び舎の教室一つ一つを見て回り、
カメラに収めたりしていました。

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午前10時から行われた式典は、
まず、在校生の6人の「開会宣言」でスタート。

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安原小学校校長山本幸司先生
「この分校は明治5年、吉原小学校として開校し、
今年平成29年度で120年の節目を迎えました。
分校で子どもたちが学んだことは計り知れないものがあります。
今日まで築き上げられてきたものは永遠に不滅です。
今後とも、分校愛のともしびを灯し続けていただきたいと思います。」

とあいさつしました。


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続いて、来賓として出席した方々の内、
卒業生である市議会議員
山田好雄さんと吉本昌純さん
は、
分校での思い出を語ってくださいました。


山田さんが入学したのは、
今から70年前戦後間もない頃のこと。
「私は、当時、分校へ来るのがとても楽しみでした。
それは、家の食事より
学校の給食の方が豪華で美味しかったからです。」

戦後の復興のさなかで、食べ物に不自由したこと、
学校での思い出などを話されました。

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吉本さんは、昭和39年に入学されたそうです。
「入学して4年間学ばせていただきました。
といってもほとんど遊んでばかりで勉強した記憶が
あまりありません。
当時の先生に教わったのは昨日のことのようです。」

と1年生から4年生までの担任の先生の名前をあげながら
当時の様子を話されました。

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そのあと、6人の児童たちは、
分校への思いを歌とメッセージで発表し、分校に伝わる伝統の
「分校太鼓」を披露しました。


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式典の最後には、在校生の6人はじめ
安原小学校に通う5・6年生の分校卒業生、
そして来てくださった方々とともに
カウントダウンをして空に風船を放ちました。

「3・2・1〜」
色とりどりのたくさんの風船が、真っ青な空に高く飛んでゆきました。


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「それぞれのこころの中に、分校の楽しい思い出を残してほしい。」
「子どもの声が聞こえなくなるのはさみしいです。」
「(卒業して)今は遠くにいますが、このために帰ってきました。
想い出がたくさんありすぎて。」

「主人のお祖父さんもお世話になりました。
さみしいですね〜。」



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最後に、分校の最後の在校生6人の皆さんの声です。

「分校最高〜!ありがとう!


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吉原分校、120年間、ありがとうございました


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今年度、昨年度と、火曜日木曜日にお届けした「学校訪問シリーズ」は
この回をもって終了となります。
和歌山市立の小中学校、幼稚園、高校と、2巡させていただきました。

多くの児童生徒園児たちと触れ合い私もとても楽しい2年間でした。
本当にありがとうございました。
取材にご協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。

新年度からは、和歌山市内各地域をめぐる「まちかど通信」
はじまります。
また、新しい出会いを楽しみにしております。

どうぞ、ご期待くださいね。  南くるみ

posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 | 小学校訪問(2017) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする