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今日は「小学校訪問㊷」
和歌山市立加太小学校にお邪魔しました。
加太小学校では、このほど6年生の児童たちが
魚の干物づくりにチャレンジしました。
この日は、和歌山市農林水産課の職員が講師となり、
また、地元の加太漁協からお母さんたちも応援に駆け付け
児童たちに包丁の使い方など丁寧に教えていました。
「骨に沿って上の身をはがすように」
「じょうずじょうず!」
児童たちは、慎重に包丁を使って魚をさばきました。
とても上手に出来ていましたよ〜。
さすが「加太っ子」
お家でも魚をさばいたりすることがあるという児童も。
作業は、地元産の「さより」を背開きにして、
内臓を取り出し、水洗いして、塩水に漬け込みます。
「楽しいです。」
「家でもお手伝いですることがあります。」
「楽しかったけど、水が冷たかったので手が痛くなった。」
冷たい水を使いながら、およそ90匹のさよりを
みんなでさばきました。
児童たちは、どんどん手際よく上手になっていきましたよ〜。
指導に当たった農林水産課技師の近藤さんは、
「子どもたちが楽しそうにやってくれたので、
私たちもやりがいがあります。
包丁を扱うので怪我しないように注意しています。
漁港の町、加太ならではのとりくみです。
あとは、天日干しをして完成です。
美味しい干物になると思います。」
と話していました。
また、子どもたちの様子を見守っていた
加太漁協の内田さんは、
「毎年、農林水産課さんの協力で干物教室を行なっています。
地産地消、より多く地元産のものを使っていただくということで
大変ありがたいです。
これを機に、小学生の皆さんに少しでも魚に興味を持っていただき、
未来の水産業の担い手として仕事についていただける方が
少しでも多くなればという思いで、このような活動を
させていただいております。」
と話しています。
捌いた魚は、30分ほど6パーセントの塩水に漬けた後、
外に出て天日干しの準備です。
干物ネットに丁寧に並べます。
そして、翌日まで「一夜干し」にします。
「あ、これ、○○ちゃんの!」
さばくのを失敗したためにすぐに分かったようです。
これもまた楽しいですね。
翌日まで天日干しして完成した干物は、
美味しく仕上がったことでしょうね。
「加太小学校」はこちらをクリック!
明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに
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