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今日は「小学校訪問㊶」
和歌山市立木本小学校にお邪魔しました。
木本小学校に「南極の氷」がやってきました。
細かい気泡がいっぱいのキラキラ光る綺麗な氷。
「すーっと空気が抜ける音がした。」
氷に耳を近づけると、空気がはじけるような音。
「パチパチっという音が聞こえたら、
それは、氷が出来た2万年前の空気がはじけた音です。」
これは、
半世紀にわたって南極の「昭和基地」の建物建設に携わる
「ミサワホーム」が全国の小学校などで行っている
「南極クラス」という出前授業です。
この日は、南極に1年4ヶ月にわたって滞在した
株式会社ミサワホーム総合研究所
南極研究プロジェクト 第57次日本南極地域観測隊
越冬隊隊員で
一級建築士 主任研究員の福田真人(ふくだまさと)さんが
講師となって
6年生の児童を対象にお話しました。
南極の自然の厳しさ、マイナス30度の世界、
南極でのわずか30人でのくらしなど、
「未知の世界」である南極について
動画や、実際に着用した防寒具、
南極の暴風を体験できる装置などを使って説明しました。
(南極での防寒具を先生がモデルになって着用)
南極までの道のりもとても遠く、
オーストラリアまでは空路、そして船に乗って1ヶ月。
南極圏に入ってからは厚い氷を割りながら進むことや
南緯60度に達すると20メートル以上の大波を超えながらの航海。
南極の昭和基地にたどり着くまでの旅は
とても凄まじいものであることに
児童たちは驚いた様子でした。
(装置を使って南極の暴風をまずは先生が体験)
南極の暴風を体験した児童は、
「(風が強くて)手の肉が浮き上がってくるほどだった。」
「(風が)寒かったです。寒すぎて、冷たいというより
暖かく感じるほどだった。」
また、このほかの感想として
「ブリザードは、体が吹き飛ぶくらいの強さと聞いて
怖いと思いました。」
「南極でかき氷を食べてみたい。」
「飛行機で行って船に乗り換えて、またヘリコプターに乗ってと
何度も乗り換えるのは寒くて大変と思いました。」
「いろんな職業の人が、なんでも屋さんみたいに
協力して生活しているのに驚きました。」
「カップラーメンが寒さで凍って、食品サンプルみたいに
なっていたのが面白かった。」
(防寒具の温かさと軽さを体験する児童)
講師をつとめた、ミサワホームの福田さんは、
南極に行くことが「夢」だったそうです。
その「夢」を実現させました。
「南極での体験を通して、夢を持つことの大切さと
30人だけで生活をして、仲間は大切だと感じたので
その大切さを伝えたいと思っています。」
と話していました。
未知の世界である「南極」について知ることが出来た
児童たち。
これが、これからの「夢」につながってゆくのかも
しれませんね。
木本小学校6年生、南極体験楽しかったです
「木本小学校」はこちらをクリック!
明日は「暮らしのゲンキ」です。
お楽しみに。
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