2018年02月20日

2/20放送 「小学校訪問㊶」〜学校に南極の氷がやってきた!〜木本小☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

今日は「小学校訪問㊶」
和歌山市立木本小学校にお邪魔しました。


木本小学校に「南極の氷」がやってきました。
細かい気泡がいっぱいのキラキラ光る綺麗な氷。


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「すーっと空気が抜ける音がした。」
氷に耳を近づけると、空気がはじけるような音。

パチパチっという音が聞こえたら、
それは、氷が出来た2万年前の空気がはじけた音です。」


これは、
半世紀にわたって南極の「昭和基地」の建物建設に携わる
「ミサワホーム」が全国の小学校などで行っている
「南極クラス」という出前授業です。


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この日は、南極に1年4ヶ月にわたって滞在した
株式会社ミサワホーム総合研究所
南極研究プロジェクト 第57次日本南極地域観測隊
越冬隊隊員

一級建築士 主任研究員福田真人(ふくだまさと)さん

講師となって
6年生の児童を対象にお話しました。


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南極の自然の厳しさ、マイナス30度の世界、
南極でのわずか30人でのくらしなど、
「未知の世界」である南極について
動画や、実際に着用した防寒具、
南極の暴風を体験できる装置などを使って説明しました。


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(南極での防寒具を先生がモデルになって着用)


南極までの道のりもとても遠く、
オーストラリアまでは空路、そして船に乗って1ヶ月。
南極圏に入ってからは厚い氷を割りながら進むことや
南緯60度に達すると20メートル以上の大波を超えながらの航海。
南極の昭和基地にたどり着くまでの旅は
とても凄まじいものであることに
児童たちは驚いた様子でした。


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(装置を使って南極の暴風をまずは先生が体験)


南極の暴風を体験した児童は、
「(風が強くて)手の肉が浮き上がってくるほどだった。」
「(風が)寒かったです。寒すぎて、冷たいというより
暖かく感じるほどだった。」

また、このほかの感想として
「ブリザードは、体が吹き飛ぶくらいの強さと聞いて
怖いと思いました。」


「南極でかき氷を食べてみたい。」

「飛行機で行って船に乗り換えて、またヘリコプターに乗ってと
何度も乗り換えるのは寒くて大変と思いました。」

「いろんな職業の人が、なんでも屋さんみたいに
協力して生活しているのに驚きました。」


「カップラーメンが寒さで凍って、食品サンプルみたいに
なっていたのが面白かった。」


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(防寒具の温かさと軽さを体験する児童)


講師をつとめた、ミサワホームの福田さんは、
南極に行くことが「夢」だったそうです。
その「夢」を実現させました。

「南極での体験を通して、夢を持つことの大切さと
30人だけで生活をして、仲間は大切だと感じたので
その大切さを伝えたいと思っています。」

と話していました。

未知の世界である「南極」について知ることが出来た
児童たち。
これが、これからの「夢」につながってゆくのかも
しれませんね。


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木本小学校6年生、南極体験楽しかったです



「木本小学校」はこちらをクリック!


明日は「暮らしのゲンキ」です。
お楽しみに。



posted by 和歌山 at 07:25| 和歌山 ☔| 小学校訪問(2017) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする