2018年01月25日

1/25放送 「幼稚園訪問J」自分の命は自分で守る〜宮前幼☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

今日は「幼稚園訪問J」
和歌山市立宮前幼稚園をご紹介しました。


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宮前幼稚園の年長児「ひまわりぐみ」の皆さんは、
1月17日に和歌山ビッグウエーブで開催された
「阪神淡路大震災からの教訓」に参加、
自分の命は自分で守ることの大切さを学びました。


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この日は、
大地震が起きた時、はだしで逃げることがどんなに危険
体感してもらおうという試みで
園児たちは卵のカラの上をはだしで歩きました。


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恐る恐る一歩ずつ卵のカラの上に足を出して進んでいた園児たち。
感想を聞いてみました。

「最初は怖かったけど、気持ち良かった。」
で刺されるみたいだった。」
「途中からマッサージみたいだった。」
と楽し気な感想。

しかし、これが卵のからだから良かったという園児も。
「地震だったらガラスの上を歩かないといけない。」
「ガラスだったから突き刺さって怪我する」

卵のからで良かったですね。


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この催しを毎年開催している
特定非営利活動法人「震災から命を守る会」
理事長臼井庸浩(うすいやすひろ)さん
にお話を伺いました。


「これは、私が考えたのではなく、初代理事長が、
阪神淡路大震災で被災し、命からがら逃げたとき
気付いたら裸足だったそうです。
人間は、このような大きな地震に遭遇した時には
靴を履いて逃げることも忘れてしまいます。
逃げる原点靴を履くこと
これを子どもたちにも体感してもらいたくてやっています。」



臼井さんは、
卵の殻の上を歩く体験は、是非皆さんにやってみてもらいたいと
話していました。
少し痛い思いをして、いざという時に役だててほしいとのこと。


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園児たちの様子を見ていた
宮前幼稚園園長坂本雅城先生は、

「(園児たちは)卵のカラの上と思って歩いていますが、
本来はとても大変なこと。
実感をもって体験できるのは
とても良い取り組みと思います。」

と話していました。


この日は、ほかに
ひとりで地震にあってしまっても
「決して負けない気持ち」をもつこと。

そして、
「助けてー。」
「おーい」
と大きな声を出すことの大切さも学びました。


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「自分の命は自分で守れる人、手を上げて!」
「はーい!」

園児たちは、全員元気よく手を上げていました。


「宮前幼稚園」はこちらをクリック!

明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに。

posted by 和歌山 at 07:25| 和歌山 ☁| 幼稚園訪問(2017) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする