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月曜日は「暮らしのゲンキ」です。
今日は、わかやま歴史館で開催中の
川端龍子没後50年展示「龍子の愛したモティーフ」
について、和歌山城整備企画課 学芸員の
大山僚介さんにお話を伺いました。
和歌山市出身の川端龍子(かわばたりゅうし)は、
大正から昭和にかけて活躍した日本画家です。
当時の日本画の繊細な作風に対して、
「健剛なる芸術」を目指すと宣言し、
在野の日本画団体「青龍社」を創立、
数々のスケールの大きな作品を残しています。
今回は、
東京にある大田区立龍子記念館が所蔵する貴重な
龍子の作品3点をお借りし、展示しています。
展示している
「鯉」「河童」「激流」は、
いずれも、龍子が好んで描いたモティーフ(画因)です。
龍子の描いた作品で大きなものは、
縦2メートル横7メートルを超すものもありますので
今回の作品たちは比較的小さいものと言えますが
とてもダイナミックでインパクトの強い作品で
スケールの大きさを感じていただけるものばかりです。
「鯉」「河童」「激流」は、
いずれも、龍子の作品にはたくさん描かれています。
なかでも、
「鯉」は、絵に関心を持ったきっかけになったモチーフ。
幼少の頃、龍子は、提灯屋が描いた「こいのぼり」を見て、
絵を描くことになったと言われています。
この展示は、
12月7日(木)まで、わかやま歴史館2階の歴史展示室で
開催されています。
開館時間は、午前9時から午後5時30分(入館は午後5時まで)
入館料は、大人100円 小中学生は無料です。
また、天守閣の入場券で入館できます。
大山さんは、
「龍子の作品の中では、小さいサイズの作品ですが、
作品を目の前にしますと、そのスケールの大きさを感じることが
出来ると思います。
是非、間近でご覧になっていただきたいと思います。」
と多くの来場を呼び掛けています。
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明日は「幼稚園訪問」です。
お楽しみに。