2017年08月21日

8/21放送 「犬や猫の正しい飼い方」☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

月曜日は「暮らしのゲンキ」
今日は「犬や猫の正しい飼い方」について
和歌山市保健所 生活保健課 動物保健班
獣医師の廣岡貴之さんにお話を伺いました。

和歌山市保健所には犬や猫の飼い方について、
市民の皆さんから
多数のお問い合わせが寄せられています。
中には、苦情もあります。
そんな中から、気になることや改めてお伝えしたいことなどを
お聞きしました。

まず、初めて犬を飼った
新しい飼い主さんから寄せられる問い合わせで
多いのが「犬の登録」「予防注射」についてだそうです。
まだご存じでない方もいらっしゃるようです。

「犬の登録」については、「狂犬病予防法」に規定されており
生後90日以上の犬を飼う場合は、飼い始めてから30日以内に
登録をしなければならないことになっています。

「狂犬病予防注射」は、
毎年一回接種することが義務付けられていますので、
かかりつけの動物病院などで受けるようにしてください。
また、集団予防注射も行っています。
詳しくは保健所までお問い合わせください。

また、最近気になることとして
公園などで「犬を放し飼い」されている方がいらっしゃるようです。
リードを付けずに散歩している等の苦情が寄せられています。
これも条例で決まっておりますので、散歩に行かれる際は
必ずリードを付けるようにしてください。
安全な場所だから大丈夫と思われるかもしれませんが
必ずリードを付けてください。

猫については
平成29年4月1日から
「和歌山県動物動物の愛護及び管理に関する条例」
が一部改正されました。

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これによって、
飼い主のいない猫で不妊去勢のされていない猫には、
継続的に給餌をすることが禁止されています。
給餌をする際には、その猫に対して不妊去勢の処置を施して
いただく必要があります。

これは「地域猫対策」として
地域で、野良猫が増え様々な問題を引き起こしている現状から
少しでもその問題を軽減し、猫の命も守ることを目指して
県の条例で対策を講じていこうとしているものです。

和歌山市保健所でも地域猫対策の計画の認定を行っています。
尚、認定されますと不妊去勢手術費用は県から助成されます。

「地域猫対策」について、関心のある方は、
一度和歌山市保健所までお問い合わせください。

☎073-488-5114(生活保健課動物保健班)まで。


(地域猫対策)はこちらをクリック!

「生活保健課」はこちらをクリック!


明日は「中学校訪問N」です。
お楽しみに。

posted by ゲンキ和歌山市 at 07:25| 和歌山 ☀| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする