2017年08月17日

8/17放送 「どこでも手話電話サービス」事業☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

今日も「暮らしのゲンキ」をお届けしました。
この8月からスタートした
「どこでも手話電話サービス」事業について
障害者支援課の武藤有美さんにお話を伺いました。



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これまで聴覚に障害のある方が、
「自分の代わりに電話してほしい」と来庁されることが
多々ありました。
こういった現状や、平成28年度に「和歌山市手話言語条例」
「和歌山市障害者差別解消推進条例」
を制定したこともあり、
8月1日から「どこでも手話電話サービス」事業を開始しました。

「どこでも手話電話サービス」事業は、
スカイプというインターネットの通話サービスを利用します。

このビデオ通話を通じて、聴覚に障害のある方が、
電話してほしい内容を市役所の手話通訳者に手話で伝え、
その内容を、通訳者が代わりに電話で伝えることで
聴覚に障害のある方は、市役所に来庁することなく
どこにいても電話での意思疎通が可能になりました。

対象者は、
聴覚や、言語機能、音声機能障害のため、
手話でコミュニケーションをされる方です。

利用方法は、
ご自身の端末にスカイプをダウンロードします。
スカイプを起動し「障害者支援課」と検索すると、
和歌山城の写真のアカウントが出てきますので、
こちらにお電話ください。

言葉ではなかなか伝わりづらいかと思いますので、
和歌山市のホームページをご覧いただければ、
より具体的に掲載しています。


こちらをクリック!


始まったばかりのサービスですが、
武藤さんは
「聞こえない人も、聴こえる人と同じように
電話をかけたいときもかけられる、意思疎通をしたいときにできる
そういったサービスになればと思います。」

と話しています。

ところで、
「どこでも手話電話サービス」事業以外にも、
和歌山市には手話に関する施策があります。

「和歌山市手話動画」という
簡単な手話を学ぶことが出来る
動画をYouTubeに掲載しています。


🎥こちらをクリック!


「私自身、障害者支援課で働くまでは、手話を使うことは
ほとんどありませんでしたが、配属されてから、
聴覚に障害のある方と接する機会が増えました。
手話でコミュニケーション出来るとすごく楽しく、
少しずつですが、手話を学んでいるところです。

市民の皆さまが、手話に関心を持っていただき、
手話は聞こえない方の言語である、とご理解いただければ
大変うれしく思います。」

と話しています。



明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに。


posted by 和歌山 at 07:25| 和歌山 ☀| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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