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月曜日は「暮らしのゲンキ」です。
今日は「発達相談」について
和歌山市保健所 地域保健課 南保健センター
発達相談員の植田珠代さんにお話を伺いました。
発達相談とは、乳幼児健康診査等で、
心や身体の発達面につまずきが見られた乳幼児に対して、
発達段階を把握して助言を行い、
また必要に応じて福祉や医療等他の機関と連携し、
総合的な発達支援を行うことで、
健全な育成につなげることを目的としています。
対象は、和歌山市に住民票がある
0歳から就学前のお子さんと、
その保護者の方で、多くの場合、1歳6か月児健康審査と
3歳児健康診査で来られた方です。
他には、保健師による家庭訪問等の関わりの中で紹介される場合や
保育園や幼稚園から紹介される場合もあります。
保護者の方がお子さんの発達面を心配され、来られることもあります。
相談は、市内4つの保健センターで実施しており、
健診時以外は、基本的に予約制で個別に行います。
内容としては、発達相談員が保護者の方や関係機関などから
お子さんの発達状況や生活の様子を伺い、また遊びを通して
お子さんの様子を観させていただきます。
そして、日常の中での遊びの方法や生活面での関わりなどを
助言しています。
また、必要なお子さんについては、
各保健センターで開催している親子教室への参加を勧める
こともあります。
療育期間や医療機関等を必要とするお子さんについては
適切な機関を紹介し、連携の充実に努めています。
発達相談員は、臨床心理士、もしくは
特別支援教育に関する専門知識を持っている者が
担当しています。
発達相談員である植田さんは、
「お子さんの発達の仕方はさまざまです。
私たち相談員は、お子さんおひとりおひとりの発達状況に合った
遊びや関わりの工夫を提案し、お子さんの成長、発達について
保護者の方とともに考え、親子ともに健やかな生活を送れることを
支援していきたいと思っています。
気になることや不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。」
と話しています。
お問い合わせは各保健センターへ。
南保健センターは、☎073-499-5566まで。

明日は「中学校訪問F」です。
お楽しみに。