2017年03月02日

3/2放送 小学校訪問(51)「キッズシェフ体験」でフランス料理〜今福小☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)


今日は小学校訪問(51)
和歌山市立今福小学校にお邪魔しました。


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今福小学校では、このほど
地元のフランス料理店のシェフをお招きして
フランス料理の調理法を学ぶ
「キッズシェフ体験」が行われ
6年生28人がチャレンジしました。


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「キッズシェフ体験」は、
和歌山県調理師会が食育推進のために
和歌山県内の小学校を対象に行っている取り組みです。

和歌山県調理師会 書記鈴木美沙さんによると
この取り組みは、
今の子どもたちを取り巻く食生活や食環境が、昔と違って
家族で食事をとる機会が少なくなっていることや
コンビニなどの普及により、
昔ながらの料理や調理法に触れることも
少なくなってきているといったことから
プロの料理人が、伝統的な調理法や基礎となる調理法を伝え、
家族で食卓を囲む機会をもっと増やしてほしいという思いで
10年ほど前から行っているそうです。


この日は、最近魚離れが懸念されるといったことから、
魚を使った料理にチャレンジ。

白身魚やエビをすり身にしてお団子上に調理した「クネル」
魚のだし汁(フュメ・ド・ポワソン)で作ったクリームソースを
かけていただくフランス料理一品をシェフから教わりました。


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グループに分かれて、みんな一生懸命です。
しかし、とても手際が良く、
あっという間にレストランのような一皿が
完成しました。


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調理中の児童たちにお聞きしました。
海老殻剥きも簡単そうで難しい。」
「家でのお手伝いすることは?」という問いに
「ある」「ない」とさまざま。

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初めての手順や作業にとまどいながらも一生懸命。
お皿に盛り付けるのもフランス料理ならではの盛り付け。
シェフのお手本を見ながら頑張っていました。


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そして完成ー。
出来上がりを見て、また食べてみての感想をお聞きしました。

「ちょっと難しかった。」
「綺麗にできたので良かったです。」
「初めて作ったけど美味しそうに出来て良かった。」
「すごく上手にできて嬉しいです。」
「班で協力して作ったのでとってもおいしそうです。」

包丁さばきが上手だった女子児童は
「普段からお手伝いは良くします。得意料理はハンバーグです。」
と答えてくれました。

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「こんな料理初めて食べてとても美味しくてびっくりしました。」
「みんなで協力してちゃんと作れたので良かったです。」
「お魚は好きです。」
「あんまり食べたことなかった料理だったので美味しいです。」
「玉ねぎの切り方教えてもらったので(家で)手伝えるよう頑張ります。」
「美味しいです」
「美味しいです」
みんなの笑顔が印象的でした。


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さらに
「ちょっと難しかったけど美味しいです。」
「見栄えがキレイ。」
「頑張ったら(家でも)作れそうです。」

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この日、指導に当たったのは
和歌山市の老舗フランス料理店「JOY味村(ジョイミムラ)」
オーナーシェフ味村正弘さん
です。

「女の子は上手ですね〜。お母さんのお手伝いしてるので。」
とまずは褒めてくださいました。

「今日の魚料理は、オーブンなどの道具がなくても、
お湯だけ沸かして(ゆがくだけの)
簡単に子どもたちに作ってもらえる料理です。」

と選んだ理由を話されました。

そして、
「この中から料理人目指す人がひとりでもふたりでもいれば
嬉しいんですけどね。
料理の世界はものすごく厳しいから、若い人がなかなか続きにくいです。
少しでも料理の気持ちを子どもたちにわかってもらえたら嬉しいです。」

と話されていました。

未来のシェフ、誕生するでしょうか?
楽しみですね!

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「今福小学校」はこちらをクリック!


明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに。

posted by 和歌山 at 07:25| 和歌山 ☁| 小学校訪問(2016) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする