2017年02月08日

2/8放送 家庭でできるHACCP(ハサップ)食中毒予防のポイント☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

水曜日は「暮らしのゲンキ」
今日は家庭で出来るHACCP(ハサップ)
食中毒予防6つのポイント
と題し
和歌山市保健所 生活保健課の
卯辰暢子さんにお話を伺いました。


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国際的にも共通な食品製造の衛生管理の仕組みを
HACCP(ハサップ)といいます。

もともとアメリカ航空宇宙局NASAで宇宙食の安全確保のために
開発されたものです。
宇宙飛行士たちがロケットで宇宙を旅する間の食事は、当然、
全て地球で作ってロケットに積んでいきます。
狭いロケットの中で、食中毒になったら大変ですので、
宇宙飛行士の食事は絶対に安全でなければなりません。
そこで、考案されたのがHACCPという食品衛生管理システムです。


従来は、最終的に出来上がった製品の抜き取り検査によって
安全性を保証していましたが、
原料から製品になるまでのすべての工程を連続的に管理することによって
出来上がった製品一つ一つについて、安全性を保証しようとするのが
HACCPの仕組みです。

家庭でつくる料理は、食品工場と比べて規模は大きく違いますが、
基本の考え方は同じです。

皆さんは、「きれい」」と「清潔」の違いを知っていますか?
きれいな台所が必ずしも清潔で衛生的な台所とは限りません。
見たところピカピカに光った真新しい台所。
でも、食中毒菌はいないでしょうか?
食中毒菌がいたとしたらそれは「きれい」なだけの台所です。
それよりも、多少古くても、ちょっとした簡単な方法で
食中毒菌がいなくなった台所、これが「清潔」な台所です。

食中毒の予防には「きれい」なことよりも
「清潔」「衛生的」なことが大切です。

家庭で出来るHACCPとして6つのポイントがあります。

@食品の購入

肉・魚・野菜など生鮮食品は新鮮なものを購入し、
標示のある食品は消費期限などを確認して購入しましょう。
冷蔵や冷凍など食品は、購入したら寄り道せず、
まっすぐ持ち帰るようにしましょう。

A家庭での保存

持ち帰ったら、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
冷蔵庫や冷凍庫は詰めすぎず、7割程度にしましょう。
肉や魚などはビニール袋や容器に入れ、
冷蔵庫の中のほかの食品に肉汁などがかからないようにしましょう。

B下準備

手はせっけんでしっかり洗いましょう。
タオルやふきんは清潔なものに交換し、肉や魚を切った後の
包丁やまな板は、洗って消毒してください。

C調理

調理を始める前にもう一度、手をせっけんで洗いましょう。
加熱して調理する食品は充分に加熱しましょう。
めやすは、中心部の温度が75℃で1分間以上加熱することです。
料理を途中でやめるようなときは、冷蔵庫に入れてください。

D食事

食事の前に手を洗いましょう。
清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に盛り付けましょう。
料理は、長く室温に放置してはいけません。

E残った食品

残った料理は、手を洗ったあと、
きれいな器具、お皿を使って保存しましょう。
料理を温めなおす時も、充分に加熱しましょう。
めやすは75℃以上です。
時間が経ちすぎたら、思い切って捨ててください。


「食中毒は、基本的予防方法をきちんと守れば
防ぐことが出来ます。
HACCPは最新の衛生管理の考え方ですが、家庭でも実行できます。
皆さんの家庭でも、是非HACCPを行ってみてください。」


詳しくはこちらをクリック!


明日は「小学校訪問㊻」です。
お楽しみに。

posted by 和歌山 at 07:25| 和歌山 ☁| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする