2016年08月29日

8/29放送 「犬や猫の飼い方」と「地域猫対策」☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

月曜日は「暮らしのゲンキ」です。
今日は「犬や猫の飼い方」「地域猫対策」について
和歌山市保健所 生活保健課
獣医師の中村一男さんにお話を伺いました。


01_犬の写真.jpg


犬を飼い始めたら、飼い主さんにまずやっていただきたいこととして、
狂犬病予防法に基づいて、
「犬の登録」「狂犬病予防注射」を必ず行っていただく義務があります。

最近多いお問い合わせとして、
「登録」について、
飼い主さんが引越しをする場合や、
すでに登録済みの犬を譲り受けて買うことになった場合など、
犬もそのままで良いのではなく、
「登録の変更届」が必要です。

「狂犬病予防注射」については、
毎年4月に集合注射として、
和歌山市内の支所連絡所などで行われていますが、
その場所に行けなかった場合や
犬を飼い始めたが、まだ予防注射を受けていないなどの場合
時期を問わず動物病院で予防注射を受けることが出来ます。
飼い犬には、必ず狂犬病予防注射を受けるようにしましょう。


02_犬の鑑札の写真.JPG


ところで、犬の「登録」「注射」を済ませた場合には、
金属製の鑑札プレートをもらえますので、犬の首輪に装着しましょう。

加えて、迷子対策として首輪に連絡先を書いたり、
名札やマイクロチップなどのご検討もよろしくお願いいたします。

万が一、犬が迷子になった時の備えとして、犬が家に帰れるよう
所有者明示をお願いいたします。

猫の飼主さんへは、
犬のような登録制度はありませんが、首輪に名札を付けるといった
所有者明示で迷子になった時の備えをよろしくお願いいたします。


03_子猫の写真.JPG


迷子や予定外の妊娠、交通事故、怪我や病気などの危険から
猫を守るために「完全室内飼育」をお願いいたします。


ところで、和歌山市でも
「地域猫対策認定事業」が始まりました。

「地域猫対策」とは、
野良猫に関する問題、例えば、家の周囲におしっこなどをする、
鳴き声がうるさい、仔猫が産まれて増えていくといった問題を
地域住民やボランティア、行政の三者が連携協働して取り組み、
解決するとりくみです。

具体的には、野良猫に不妊去勢手術をしたうえで、
一定のルールの上で、決められた時間、場所でエサを与える、
猫用のトイレを設置するといったように
地域猫として管理をします。

産まれてきた命は守りつつ、無秩序には増やさない、
「地域猫対策」は、エサやりだけを行う今までの行為とは全く異なります。

中村さんは
「かわいそうな猫を助けたい、野良猫で迷惑しているという方、
和歌山市内で地域猫対策をお考えの方は、
和歌山市保健所までご相談ください。」

と呼び掛けています。

お問い合わせは、
☎073-488-5114(生活保健課)まで。


「地域猫対策」についてはこちらをクリック!


「動物保健班」は詳しくはこちらをクリック!


画像提供=生活保健課


明日は「中学校訪問」です。
お楽しみに。



posted by ゲンキ和歌山市 at 07:25| 和歌山 ☁| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする