2016年03月14日

3/14放送 旧中筋家住宅「望山楼」初の特別公開☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

月曜日は「暮らしのゲンキ」
今日は国指定重要文化財・旧中筋家住宅
「望山楼」特別公開
について
文化振興課、学芸員の冨永里菜さんにお話を伺いました。


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国指定重要文化財・旧中筋家住宅は、
江戸時代後期の大庄屋のお屋敷で、当時としてはとても珍しい
木造建築の3階建ての家屋です。

この3階部分は、東に高積山、西に岩橋千塚の山々が一望できる
ことから望山楼(ぼうさんろう)」と名付けられており
普段は非公開ですが、毎年、春と秋に特別公開しています。

冨永さんによると、
このお屋敷を建築したのが、中筋家の8代目の頭首の方で、
その方はとても風流な方で、この望山楼にお客さまをお招きして
お花見お月見をしながら
おもてなしをしたのではないか?とおっしゃっています。


是非、この機会に、
「望山楼」から春の景色をご覧になってはいかがでしょうか?

3月20日(日)春分の日、
午前9時から16時まで入場いただけます。
(見学は16時30分まで可能)

事前申し込みは要りません。
9時から整理券を発行し、8人くらいずつのご案内で
1回につき20分ほどです。

毎回職員が付き添い、望山楼から景色を眺めながら解説します。
施設観覧料として、大人100円が必要です。
(高校生以下は無料です)

その他、旧中筋家住宅の見どころとしては
紀州藩の使者などをお迎えした、大玄関や大広間などの
立派な応接施設などがありますので、
是非見ていただきたいとおっしゃっています。


冨永さんは
「この機会に、江戸時代の大庄屋の屋敷からの眺めを
楽しんでいただきたいと思います。是非お越しください。」

と沢山の来場を呼び掛けています。


旧中筋家住宅についてのお問い合わせは、
☎073-435-1194(文化振興課)まで。

詳しくはこちらをクリック


明日は「ふるさとわかやまゲンキ人」です。
お楽しみに。


posted by ゲンキ和歌山市 at 07:25| 和歌山 ☁| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする