2016年02月25日

2/25放送 リサイクルを学ぶテーマパーク「くるくるシティ」〜松田美代子さん☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

木曜日は「ふるさとわかやまゲンキ人」
今日は、資源リサイクルセンター「松田商店」
見学施設「くるくるシティ」
をご紹介しました。


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(専務取締役の松田多永さんと代表取締役の松田美代子さん)


株式会社松田商店 代表取締役の
松田美代子(まつだみよこ)さん
にお話を伺いました。

株式会社松田商店は、昭和58年から始まった和歌山市の
缶・ビンの分別回収とともにリサイクル業をスタート、
以来、和歌山市のごみ分別回収とともに歩んできた会社です。

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見学施設「くるくるシティ」は、今からおよそ11年前に、
子どもたちにも環境やごみ分別について
学んでもらおうと、テーマパークのように楽しみながら学べる施設
としてオープンし、以来、環境を学ぶ小学生たちが多く
学校から見学に訪れています。

施設に一歩足を踏み入れるとそこは、「博士の研究室」。

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「松田商店」のキャラクタークルリンちゃんの進化形
「クルリンロボ」が登場し案内してくれます。

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大きなテレビ電話や、どこでもトラベラーなどワクワクする仕掛けがあり
壁には「WANTED」のポスターがずらり。
これは、ごみを混ぜつづけていると
「マゼゴミラ」という怪獣になってしまうそうで、
世界中にあるその怪獣の「指名手配」ポスターなんだそうです。

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混ぜると、こんな怪獣が現れ、世界が汚れてしまいますが、
しっかり分別すると、きれいな世界を作ることが出来る、
といった非日常の世界で、楽しみながら
「混ぜるとごみ、分けると資源」
をしっかり学んでいただけ、
年間4〜5000人くらいの子どもたちが学校から見学に訪れているそうです。

あそびながら覚えたことは、
大人になっても残るのではないかな?と思います。」

と松田さん。

このような活動を長年にわたって続けてきた松田商店の
「くるくるシティ」が、
環境省の「第3回 グッドライフアワード2015
「環境と企業」部門で「審査員特別賞」を受賞されました。

松田さんは、
「取り組みをしっかりと知っていただけたということで
私たちも励みになっています。
子どもたちにリサイクルについて勉強してもらうことの大切さ
環境省にも解ってもらえたように思い、嬉しかったです。」

と喜びを語ってくださいました。

「大人から子どもに教えるのではなく、子どもがしっかり
リサイクルについて学び、子どもから大人発信してほしい。」
というのが松田さんの思いです。

最近では、
「子どもの時に見学に行きました」
声をかけてくれる人も多々いるとか。

「あの時勉強したことを今でもちゃんと守ってます。」
と言ってくれることもあり、「とても嬉しい」
松田さんは話しています。

最後に、
松田さんから、未来を担う子どもたちへのメッセージとして
「子どもたちには、小さい時から、リサイクルは大切だということ、
環境を守ることがこれからの地球を守っていくことにつながる
ということを、しっかり学んで、
未来につなげていってほしいと思います。」

このように話してくださいました。


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「混ぜればごみ、分ければ資源」
これからも、多くの子どもたちに
環境を守る大切さを楽しみながら伝えていってほしいですね。

「松田商店」はこちらをクリック


明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに。

posted by 和歌山 at 07:25| 和歌山 ☀| ふるさとわかやまゲンキ人(2011~2015) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする