2016年02月09日

2/9放送 「国体花いっぱい運動」に尽力〜「花いっぱい推進協議会」☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

火曜日は「ふるさとわかやまゲンキ人」
今日は「紀の国わかやま国体」での
「花いっぱい運動」に尽力された
NPO法人「花いっぱい推進協議会」をご紹介。
理事長森川勝(もりかわまさる)さんにお話を伺いました。


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NPO法人「花いっぱい推進協議会」は、
かつて和歌山市で「花いっぱい全国大会」が開催された際に
「街なかを花いっぱいに!」と取り組み始めた組織で、
スタートして16年目となります。
現在会員は35〜6人。実働は15〜6人で活動しています。


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主に、和歌山駅西口タクシー乗り場の花壇、
宇治交差点から本町4丁目の歩道わきの花壇、嘉家作の花壇、
国道24号沿いの花壇等の除草植栽等の管理をしています。

花壇での活動日は、毎月「花の日」である7日か8日、また、17日の
合わせて月2回。
そのほか、花台などを手作りする「木工作」の日もあるそうです。

私が取材に訪れたのは今月7日の日曜日。
朝から会員の皆さんが、嘉家作の花壇「花広場」に集まって、
除草や水遣り、春に向けての植え込みなどの作業を行っていました。


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さて、昨年開催された「紀の国わかやま国体」では、
県民あげての「花いっぱい運動」が行われ、
会場や道路を色とりどりのプランターのお花で彩りましたが、
「花いっぱい推進協議会」の森川さんのところには、
最初に、県の国体担当から「花作り」についての相談があったそうです。

「花いっぱい全国大会」の経験をふまえ、森川さんは
プランターで市民に花を育ててもらっては?
とかつての経験から助言をしたそうです。
その結果、県民の皆さんが育てた沢山の花が会場や道路を彩りました。


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「この運動をやっていて、こんな形で国体に参加できたと思うと
本当に嬉しかったです。」
と森川さん。

開会式に招待された森川さんは、道中、並べられた美しいプランターを見て
また、会場では、
「花いっぱい推進協議会」の会員が育てた花が飾られているのを見て
とても嬉しかったそうです。

育てた花を集めに来た園芸店の方からも、
「森川さんたちが育てた花の方が綺麗やなぁ、どのようにしたのか?」
ときかれ、マニュアル通りだけれど、ひとつだけ違うこと、
それは化成肥料を少しプラスした」と話したそうです。

それに対して、園芸店の方から
花を視ながら肥をやる、というのは経験した人でないと出来ない」
と言ってもらい、とても嬉しく思ったと森川さんは振り返ります。


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更に、国体を終えたとき、会員さんから
「これで終わってはいけない、続けてゆこう
という声が上がったこと。

「国体をチャンスにしてみんなで頑張ることが、
会を続けてゆくことにつながる」

と森川さん。

「国体ボランティアとして活動した会員さんもいますけど、
やはり、2年前から花作りをしてきたことが、
心の中の宝物として持ってくれているのでは?」



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国体の花いっぱい運動は、多くの県民市民の皆さんの協力で
大成功をおさめました。
その大きな力となったのが「花いっぱい推進協議会」の皆さんです。

これからも、花のある和歌山市のために、お力添え下さいね


明日は「暮らしのゲンキ」です。
お楽しみに。

posted by ゲンキ和歌山市 at 07:25| 和歌山 ☀| ふるさとわかやまゲンキ人(2011~2015) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする