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火曜日は「ふるさとわかやまゲンキ人」
今日は、和歌浦の「潮干狩り」復活に向けて取り組んでいる
和歌浦漁業協同組合 代表幹事の
横田邦雄(よこたくにお)さんにお話を伺いました。
和歌浦の春の風物詩としての「潮干狩り」が
このところ、ずっと出来なくなっています。
その復活に向けて取り組んでいるのが
「和歌浦漁業協同組合」の皆さんです。
3か年計画で、和歌山市の
「平成27年度 磯根漁場再生事業」としての取り組みを行っています。

横田さんによると、潮干狩りが出来なくなったのは、
アサリが食害を受けてその数が減っていることが原因。
その天敵であるツメタガイの駆除、ほかにアサリをエサにする
チヌやエイもアサリの漁場から除去する作業を行っています。
「私も和歌浦での潮干狩り、見たことがありません。
是非、昔のように沢山の人が来てくれるのを見たいです。」
と横田さんは話します。
現在、ツメタガイなどの駆除と同時に、
アサリの稚魚の種苗採集、
また地元の小学生にもアサリについて知ってもらう勉強会など
様々な取り組みを行っています。

漁場にはアサリの育成のためにネットを張っているそうですが、
ネットで保護している部分以外は、やはりツメタガイの被害が多いよう。
一方、アサリを育てるため、
地元の和歌浦小学校の児童たちとの取り組みとして
「あさり姫プロジェクト」を行っています。
竹筒を半分に割って、その中にアサリの稚貝を入れて保護しながら育てる
装置を子どもたちとともに制作したそうです。
これを干潟に設置することにしています。

竹から生まれるということで「かぐや姫」にちなみ「あさり姫」。
アサリが育つのには4年くらいかかりますが、
「あさり姫」も2〜3年もあれば育ってくるでしょうと横田さん。
「磯根再生事業」は3年。そして「あさり姫」も同じように
じっくりと時間をかけて取り組んでいくことにしているようです。
横田さんは「わかしらす」で和歌浦の漁業を盛り上げるおひとり。
今後は「アサリ」で和歌山市を盛り上げたいと意気込みを話します。
「アサリもメジャーになるように注目していただきたい。
潮干狩りが観光事業として復活できればと思います。」
(画像提供=和歌浦漁業協同組合)
「潮干狩り」の復活に期待が高まります

明日は「暮らしのゲンキ」です。
お楽しみ。
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