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木曜日は「ふるさとわかやまゲンキ人」
今日はけん玉の普及にに取り組む「けん玉先生」こと
西和佐小学校・教諭の向井智哉さんをご紹介しました。
向井さんは、このほど開催された
「第11回 全日本けん玉パフォーマンス大会」で
優勝を果たしました。
これまで、世界大会での優勝経験を持つ向井さんですが、
この大会では初優勝だったそうです。
まずは、おめでとうございます!
「6回目のチャレンジでした。
とれそうでとれなかった優勝で、かなり歯がゆい思いをしていました。
ようやくとれてほっとしています。」
これまで、最有力候補とされている中、
第2位、3位と上位入賞するものの、優勝に手が届かなったそうです。
日本けん玉協会が主催する「全日本けん玉パフォーマンス大会」は、
けん玉のいろいろな技を組み合わせて、3分間という時間内で
いかに観客を引き付けるか?
技の難易度だけでなく、ショーとしての「けん玉」が評価される競技。
向井さんによると「フィギュアスケート」のような構成をイメージして
いただければわかりやすいとのこと。
今回の向井さんのパフォーマンスは「糸なしけん玉」で行いました。
通常糸が付いているけん玉ですが、糸を外しスピード感を見せるといった
向井さんの得意技を駆使した内容。
「いかに見せるか?」を考えた構成にしたそうです。
「けん玉協会の人が審判なので、ありきたりな組み合わせにせず
例えば、けん玉の『けん』と『けん』で技を披露したりもしました。」
2個のけん玉の「けん」の部分だけの技。
そして自由自在に操る糸なしけん玉。
まさに3分間の「イリュージョン」です。
音楽にもこだわり、今回は「歌詞」の入った曲を使用。
歌詞に合わせて、「決め」のポーズを入れたり、
メリハリのある演技にしたそうです。
特に、過去5回の苦い経験から大きく改良したのは、
演技の流れの終わりをわかりやすくしたことと
自分だけのこだわりを捨てて、観客がいかに楽しめるか?
に重点を置いて構成したこと。
3分間という時間内でお客さんを流れに乗せること。
これらを徹底したそうです。
今回、演技を終えたときは、
「これでいけるんじゃないか?という
安心感、満足感がありました。」
〜確かな手ごたえがあったそうです。
向井さんは、今年も、こういった大きな大会に出場を続け、
ご自身の技術向上に取り組んできました。
日本けん玉協会主催の大会で5大タイトル、
日本けん玉協会学生連盟主催の大会では6タイトルがあります。
「すべてのタイトルで優勝すること」
を目標に掲げる向井さん。
次回はお正月明けにある大会に出場します。
今度は決まった技10種類をいかに精度よく決めるか?
向井さんの得意とする競技です。
現在、3年生の担任を務める向井さん。
多忙を極めながら、日本けん玉協会和歌山北支部の
支部長としても活動しています。
会員のこどもたちも頑張っているそうで、
「去年は小学生の関西大会でベスト4に入る子が出ました。
是非、次回は優勝してほしい。」
と期待を込めます。
向井さんの頑張りが子どもたちの頑張りにつながり、
子どもたちの頑張りから向井さんも刺激を受けているようです。
「個人的には、けん玉協会の全タイトルを取ること。
やはり、和歌山のけん玉の普及、特に小学生。
出来れば中学・高校生にも頑張ってほしいです。
まずは、けん玉に触っていただけることを目標にして
もっと呼び掛けてゆきたいと思います。」
けん玉先生、向井智哉さんの益々の活躍。
そして、和歌山のけん玉の普及に期待が高まります。
前回の向井さんの出演はこちらをクリック!
向井さんのパフォーマンスはこちらをクリック!
明日は「ゲンキトピックス」です。
お楽しみに。
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