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火曜日は「ふるさとわかやまゲンキ人」
今日は、「けん玉先生」こと
宮前小学校 教諭 向井智哉(むかいともや)さんを
ご紹介しました。

向井さんは、現在6年生の担任。
卒業式を間近に控え慌ただしい毎日を送っています。
取材に訪れたこの日も卒業式に向けての準備を行っており
「いい卒業式にしたい」とおっしゃっていました。
そんな多忙の中、今年度は
7月にヨーロッパでの世界大会で「3連覇」を達成。
国内の大会でも優勝始め数々の上位入賞を果たしました。
7月に開催された
「ヨーロッパけん玉オープン上級部門」は、
トーナメント戦で勝ち上がっていく方式。
試合ごとに審判がくじを引き、25種類から引き当てた技で競技。
成功すればポイントが入るというもの。
優勝まで5回ほど勝たなくてはなりません。
「緊張で手が震えました。」と向井さん。
それでも、3年連続の優勝!!
素晴らしいとしか言いようありません。
その勝因は?
「25種類の技それぞれを、
9割以上の確率で成功できるよう練習しました。」
ときっぱり。
向井さんの強さは、その「練習量」にあるようです。
国内の大会では、10月に長崎での「全日本クラス別選手権」
それに「全日本パフォーマンス大会」に出場。
「第3位」に終わった「全日本パフォーマンス大会」については
「いつも優勝を目指しているので、」と、
悔しい思いをにじませていました。
向井さんが「けん玉」と出合ったのは今から5〜6年ほど前。
大学4年生の時。
それまでずっと野球に取り組んできた向井さん。
教員採用試験の際、「特技欄」に記入する項目として
「子どもと向き合える何かをやれればいいな」
と思い、始めたのが
最初のきっかけだったそうです。
それまで「けん玉」は、
子どもの頃にやった記憶が1回あったくらいだそうです。
「動画」を見ながら動きを分析しての研究、練習。
はじめてすぐに「こんなことが出来たらかっこいいな」
と大技にもチャレンジし始めました。
その後、大きな大会にも出場するようになったそうです。
しかし初めて大会に出場した時は、
練習では体験したことない緊張を味わい、結果は惨敗。
その後も苦い思いを重ね、次第にポイントが上がっていったそうです。
そして、けん玉を始めて1年半ほど経った2010年1月、、
技量としては最高位の「6段」の試験に1回でパスし、
その勢いに乗って次の大きな大会で優勝を果たしました。
「もちろん教員なので学校の仕事をしてからですが、
時間が許す限り練習しています。」と向井さん。

今後の目標については
「個人的な目標は、まだ取れていない日本タイトル戦がありますので
すべての大会で優勝することです。
あとは、けん玉の輪を広げていく、
けん玉に携わる人を増やしていきたいと思っています。」
向井さんは、現在、
「日本けん玉協会和歌山北支部」
の支部長も務めています。
子どもさんを中心にメンバーはおよそ20人。
けん玉の技術向上のために活動をしていますが、
大人でも始めることができるけん玉。
「練習すれば、必ず上手くなる」と向井さんはおっしゃいます。
やってみたい方は一度見学に訪れてみてはいかがでしょう?
3月29日に大きな大会があるようです。
「けん玉体験」も出来るとのこと。

「けん玉先生」&「けん玉伝道師」
向井智哉さんの今後の活躍にどうぞご期待ください

明日は「暮らしのゲンキ」です。
お楽しみに。
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