2024年04月02日

4/2放送 世界自閉症啓発デーに合わせた和歌山城ブルーライトアップについて

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は世界自閉症啓発デーに合わせた
   和歌山城ブルーライトアップについて、
障害者支援課 畔柳岐美さんにお話を伺います。

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Q 「世界自閉症啓発デー」について教えてください
平成19年の国連総会で、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取組が行われており、特にシンボル的な事業として、自閉症のテーマカラーである「希望」と「癒し」を表す青色で、世界各地の名所旧跡等のライトアップが行われています。

和歌山市においても、市のシンボルである和歌山城をブルーにライトアップし、自閉症について理解を深める啓発活動を行います。

Q 自閉症とはどういったものになりますか?
自閉症の原因はまだ特定されていませんが、多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起こる、生まれつきの脳の機能障害が原因と考えられています。環境や親の育て方によるものではありません。
また、自閉症は、症状の軽い人たちも含めると約100人に1人いるといわれています。

自閉症には、対人関係や社会性の障害、コミュニケーションの障害、想像力の障害、たとえば「こだわりが強い」などといった3つの特徴があります。その障害のある人の感覚や行動について誤解を招くことが多く、より一層の理解が求められます。

自閉症の人には、会話が苦手な人が多くいます。このため、その人の発達に応じた分かりやすい説明をお願いします。たとえば、その人が理解できる言葉を使ったり、写真や絵などを添えて説明したり、短い表現で話すことで理解しやすくなります。
また、人混みや大きな音、光といった刺激を苦手とする人が多くいます。このような刺激による不快感を増幅させないよう、安心できる環境を作ってあげてください。

Q みなさんにメッセージをお願いします。
和歌山城では、桜祭りが行われており、それに加え、和歌山城がブルーにライトアップされるという特別な演出がなされます。また同時に、和歌山城ホール、市堀川水辺もライトアップされます。

また、4月2日は和歌山城ホール5階において、4月3日から11日まで市役所1階市民ギャラリーにて、自閉症の方の絵画等を展示します。ぜひご覧ください。

この機会に一人でも多くの方に、自閉症について正しい理解と認識を深めていただき、障害の有無に関わらず、誰もが幸せに暮らせる和歌山市を目指してゆければと願っております。
posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 | 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする